Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ベンリアック10年 BenRiach 10 Year Old

レビュー日:2020年12月12日

(一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

リカーマウンテンで、店員さんに「お安くなっていておすすめですよ」と声をかけられ購入した一本。12年シェリーウッドがおすすめとのことだったが、私はシェリーは苦手なのでまずはオーソドックスな10年にした。 

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色は薄い黄金色。

香りは強くはなく若い柑橘系。少しアルコールも予感させる。

口に含むとスパイシーな刺激が舌を攻めてくるが、しばらくするとそれは消え、ほのかな甘味に変化する。アルコール度数を見ると43%。度数相当といったところか。 少し加水すると、樽香とバニラの香りが顔を出す。その後に甘やかな香り。蜂蜜ではないがいい感じ。口当たりも刺激がおさまって、甘味が全面に出てきた。

トワイスアップにすると、香りは控えめになるが味わいもやさしくなり、とても飲みやすい。舌触りはスムースで、甘いフルーツの印象になる。 ロックにすると、香りはほぼ消滅。味わいはまろやかで、甘味を感じた後アフターに香りが抜けていきいい感じ。

ハイボールにすると、ストレートでは感じられなかったシェリーが感じられるようになった。このボトルは、バーボン、オロロソシォリー、バージンオークのスリーカスクなので、飲み方によって味わいが変わるのかも。

 

最初の一口目はちょっと期待はずれかと思ったが、開封したてで開いていないだけかもしれないので、これもしばらくおいてゆっくり飲んでいこう。

 

 
【評価:5.5/10.0】
 
ボトル詳細
地域
スペイサイド
蒸溜所
ベンリアック
スタイル
熟成年数
10年
アルコール度数
43%
容量
700ml