Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ジョニーウォーカー 18年 Johnnie Walker 18 Year Old

レビュー日:2020年11月28日(一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

ずっと飲みたかったジョニーウォーカー18年をついに(いつものリサイクルショップでお安く)購入できました!週末を待って早速テイスティング

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色は綺麗な琥珀色。ゴールド、グリーンとほとんど同じ。

香りはとても華やか。第一印象はフルーティーで青リンゴ。そして甘やかさ。蜂蜜ではないが砂糖というか、いわゆるトッフィーというものだろう。他の18年ものと共通するものを感じる。

口に含むと予想に反してまず軽いピート。それからスパイシーな刺激。アルコールっぽい刺激とは少しちがう。香りから予想していた甘味は感じられない。ちょっと不思議な感じ。 体調のせいかもしれないので、校正のためシーバスリーガルとグレンリベットの18年を飲んでみたが、やはりこれらほど甘味はないようだ。

少し加水すると、甘味が立ってきた。

トワイスアップにすると、鼻が慣れたのかもしれないが華やかな香りは引っ込んでしまった。ほのかなピート香が残っている程度。

味わいはスパイシーさが消え、とてもスムース。舌触りが滑らかでほのかな甘味も舌に残り、とても飲みやすい。 ちょっと時間をおくと、青リンゴの香りが復活してきた。

ここで水平テイスティングから垂直テイスティングに切り替えて、ジョニーウォーカーゴールドラベルと比べてみる。こちらはジョニ黒にも通じるピートというかヨード香が強く感じられ、味わいも甘味が強い。グリーンラベルはフルーティーな青リンゴ。タリスカーとカリラが入っているのでもっとピーティーでも良さそうに思うがそうでもない。

ジョニーウォーカーはブラックやレッドのピートが大好きなので、18年はそこからはちょっと外れた上品な長熟品という印象ですね。これはこれで美味しいと思います。

 

【評価:7.0/10.0】
 
ボトル詳細
蒸溜所
スタイル
ブレンディッド
熟成年数
18年
アルコール度数
40%
容量
700ml