Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

アマハガン エディション山桜 AMAHAGAN World Malt Yamazakura Wood Finish

 桜が咲き誇る季節になりました。桜にちなんで、AMAHAGAN Edition 山桜を購入しました。箱の天面にAMAHAGANと書いているものと書いていないものの2種類があって、書いているものの方が新しそうだったでこちらを購入しました。

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色はきれいな黄金色でやや薄め。

香りはまずはアルコール。丁寧に嗅ぐと青リンゴもあるか。グラスに注ぐのに使ったメジャーカップを嗅ぐと甘い香りがする。桜餅だ。ネットのレビューでよく桜餅との表現があったが確かにそんな感じがする。

口に含むと酸味と刺激。しばらく我慢すると甘味も少しある気もするが、単に舌がしびれただけかも。

少し加水し強めにスワリングして、しばし待つ。香りは少し出てきたもののやはり弱い。飲み口もまだスパイシーさが先に立つ。

トワイスアップにすると刺激は弱まり、かなり飲みやすくはなる。甘味は感じるもののやはり香りは弱い。

ロックにすると、甘味が強くなり旨くなった。不思議なことに香りも高まり、ミントのようなさわやかな香りも感じられる。

ハイボールにすると、この酒のスパイシーさと炭酸の刺激が相乗効果で攻めてきて、その後ほのかな甘みが追いかけてくる。

ストレートよりもロックが美味しいのは、AMAHAGAN No.3 ミズナラウッドフィニッシュと同じ印象。ベースはどちらもAMAHAGAN No.1で違いは後熟に使う樽(ミズナラと山桜)なので、ベーススピリッツの特徴を感じているのだろうか。

 

レビュー日:2021年4月3日

 【評価:5.5/10.0】

 

ボトル詳細

日本 
地域
蒸溜所
長濱蒸溜所
スタイル
ブレンディッドモルト
熟成年数
アルコール度数
47%
容量
700ml

 

 
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