Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ニッカ ピュアモルト レッド  Nikka Pure Malt Red

ニッカ蒸溜所限定販売のピュアモルトレッドをいただきます。昨日飲んだブラックは余市モルトが主体で、今日飲むレッドは宮城峡モルトが主体と言われています。

f:id:WhiskyResearcher:20210516004746p:plain

色はきれいな琥珀色。ピュアモルトブラックとほとんど同じ。宮城峡NAよりも濃い。
香りは華やかでフルーティー。ピュアモルトブラックと大きな違いは感じられず同系統。華やかさがレッドの方が少し優っているか。宮城峡と比較するとこれまたあまり区別がつかない。レッドの方が蜂蜜感が少しあり豊かな気がするが違いを表現するのは難しい。

口に含むと甘味と刺激が同時に半々でやってくる。ブラックはソフトだったがこちらはメリハリが効いている味わい。

 

少しの加水ではほとんど変化が感じられなかったのでトワイスアップにしてみる。香りは華やかな中に蜂蜜の甘い香りを感じる。宮城峡は甘やかな香りの中に華やかな香りを感じる。
味わいやソフトな口当たりと甘味。砂糖のような甘味。飲み込むときにだけ少しスパイシーさを感じた。


ロックにすると、ビター&マイルド。のちスパイシー。甘さは控えめ。時間がたち氷が溶けるとスイート&マイルドに変化する。味変を楽しめるのはよい。
ハイボールにすると酸味が強くなる。後味に甘苦さが来る。

 

ブラックもレッドもブレンデッドモルトで、ブレンド比率は余市多めと宮城峡多めという造り分けらしいが、顕著な違いは感じられなかったというのが正直な感想。せっかく2品種出すのであれば、もっと違いを出してもよかったのでは。。またシングルモルモルト余市と宮城峡とも飲み比べてみたが、どれも傾向は同じ。ピュアモルト余市・宮城峡NAで色の濃さは違っていたが、ピュアモルトの方が熟成が進んだ原酒を使っているのか、それとも着色の違いによるものかは分からない。
コスパ的にはピュアモルトの方が良いと思います。

 

レビュー日:2021年5月16日

【評価:6.0/10.0】
 
ボトル詳細
日本 
地域
北海道、宮城県
蒸溜所
ニッカ
スタイル
ヴァッテッドモルト
熟成年数
NA
アルコール度数
43%
容量
500ml

 

【関連記事はこちら】

ニッカ ピュアモルト ブラック Nikka Pure Malt Black - Whisky Diary

whiskydiary.hatenablog.com

余市蒸溜所訪問 - Whisky Diary

whiskydiary.hatenablog.com

余市蒸溜所 戦利品 - Whisky Diary

whiskydiary.hatenablog.com