久しぶりの「1,000円前後で評判のよいウイスキーシリーズ」として、本日はネヴィス・デューをいただきます。これはベン・ネヴィス蒸溜所が出しているブレンディッドで、以前飲んだフォートウィリアムと同じですね。さて、どう違うのでしょうか。
色は中庸な黄金色。フォートウィリアムとほぼ同じ。
香りはまず鼻をつくアルコール感、その中に少し青リンゴ系と乳酸菌系の香り。
口に含むとスパイシー。かなりの刺激を感じるがしばらくすると慣れ、マイルドになった。フォートウィリアムと飲み比べると、フォートウィリアムの方が圧倒的にまろやか。ほぼ同じ価格なのに、こんなにも違うとはちょっとびっくり。
ちなみに裏ラベルを比較するとこんな感じ。
- フォートウィリアム
ニッカウヰスキー社ブレンダーにより日本人の繊細な味覚にかなう、甘くやわらかでスムースな味わいに仕上げました。 - ネヴィス・デュー
日本人の繊細な味覚にかなう、やわらかく、まろやかな味わいに仕上げました。
トワイスアップにすると、アルコール感が弱まり香りが良くなった。弱いが甘いフルーツの香り。飲み口は、強い刺激だったものがビターな味わいに変化した。
ロックにすると、加水された分アルコール刺激は弱まり飲みやすくなるが、甘味はやはりほとんどなくビターな味わい。トワイスアップでも気になっていたのだが、シェリー樽系の香りが入っているようだ。
ハイボールにすると、シェリー樽感がより感じられるようになった。とはいえ、私はやっぱりこれは苦手だなぁ。
うまい!というウイスキーではないが、1,000円前後ということで気軽に飲めるものなので、ハイボールやカクテルの材料としてちょくちょく飲んでいこう。
レビュー日:2021年7月31日
【評価:5.0/10.0】
【ベン・ネヴィスとフォートウィリアムのレビューはこちら】
ベン・ネヴィス BEN NEVIS 10years old - Whisky Diary
フォートウィリアム Fort William - Whisky Diary