Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

長濱蒸溜所見学

#前回の投稿が上書き修正したつもりが二重投稿になってしまいました。両方に☆をいただいているため、ちょっと見苦しいですがこのままにさせていただきます。スマホで投稿に不慣れなため失敗してしまいました。

 

今日は、待ちに待った長濱蒸溜所見学です。

おとといと昨日の晩御飯をいただいたので、これで三度目の訪問になります。

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こちらは米蔵を改装した建物で、上の写真の「長濱浪漫ビール」と書かれている蔵がエントランス兼醸造・蒸溜所、左の建物がレストランエリアになります。

エントランスに入ると麦汁やもろみの香りが鼻に入ってきて、ここでお酒を醸しているということが感じられます。レジで受付をするとレストランエリアの席に通され、参加者がそろったところで見学開始。といっても最も小さい蒸溜所を自認されているだけあって、エントランスホールですべての工程を見ながら説明を聞くことができます。

【①ミリング(麦芽粉砕) 2階で行われているとの説明でしたが見えず】

【②マッシュタン(糖化槽) 1階】

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【③発酵槽 2階】

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【④蒸溜 1階】

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蒸溜器は3基あり、この特徴的な形はアランビック型と言われる。右2基が初溜釜、一番左が再溜釜とのこと。

ちなみに長濱蒸溜所のモットー(?)の「一醸一樽」は、1回の醸造~蒸溜で1樽しかできないという意味だそうです。

 

【試飲】

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一番右の「一醸一樽」のグレンケアングラスに入っているのが今日の目玉で長濱シングルモルト、今日はミズナラをご用意していただきました。比較用というわけではないですが中央がAMAHAGAN Edition No.3 ミズナラウッドフィニッシュ、左がニューメイクというか蒸溜したての原酒です。おつまみのナッツは、古くて使えなくなった樽材で燻製したものだそうです。

 

長濱シングルモルト ミズナラは、色はNo.3よりも濃い琥珀色。香りはミズナラ特有のお香のような香りと甘い香りで、響や山崎に似ていると感じた。口当たりは最初は刺激を感じるもののすぐに慣れ、甘さとまろやかさを感じられるようになる。少し加水するとよりまろやかになり、この辺りが私にはちょうどよいと感じました。

ニューメイクは何というか私の感想としては「おし○こ」のにおい。この状態で飲むものではないので良いのですが、これから熟成後の仕上がりを予想できる人は偉いと思いました。

 

【お土産】

ここでしか買えないであろうボトルが何本かあって全部欲しかったのですが、今回はハンドフィル(その場で自分で樽から詰める)2種と、最近一部で話題の「AMAHAGAN World Malt Karin Nagasawa Choice」を購入させていただきました。別送したので届いたらボトル写真をアップしたいと思います。

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ハンドフィルの樽。左の樽がシェリー樽、右の樽がスウェーデン樽です。

shop.romanbeer.com

AMAHAGAN World Malt Karin Nagasawa Choice 姫S

 

ということで、長濱蒸溜所を堪能させていただきました。

次は1泊2日の「蒸溜体験ツアー」にいつか参加したいと思いました。

長濱蒸溜所体験ツアー | 長濱浪漫ビール

www.romanbeer.com