本日は、三郎丸蒸溜所の十年明7年をいただきます。
色はとても淡いイエロー。
香りは若い麦芽の香り、ピート香。
口に含むとほのかな甘さ、時間とともにスパイシーさが強まる。麦芽の甘味。鼻に抜けるピート。
トワイスアップにすると、甘味が支配的になり、それを刺激が追いかけてくる。甘味はモルティな甘さ。そして香りはスモーキーピート。
モルト由来の印象で、麦からつくられたお酒と意識させられる。香りは時間が経過すると少し変化してきて、マッカランで感じたようなオイル感(シェリー樽由来?)が見えてくる。
ロックにすると、スモーキーな香りとモルトの香りに加えて少しではあるが青いフルーツの香りが感じられるようになった。味わいは甘味が増して、その後に苦味とスパイシー。
ハイボールにするとピート感が増す。味わいは苦味と酸味。ハイボールはちょっと合わないかな。
どの飲み方でも、香り、味ともに、ファーイストオブピートと共通する。ブラインドでは見分けられなさそう。ファーイーストオブピートでも書いたが、これと同系統のウイスキーは思いつかない。今は好きというほどではないが(嫌いではない)、ユニークは味わいなので飲み続けていくと好きになるかも。
ちょうどたまたま先週のウイスキペディアで三郎丸蒸溜所が紹介されていましたが、ぜひ一度訪問してみたいと思います。
レビュー日:2021年12月5日
【評価:6.5/10.0】