Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

シングルモルト長濱 ミズナラカスク#0190 信楽焼干支ボトル / Single Malt Nagahama Mizunara Cask#0190 Eto-bottle

新年2本目は、シングルモルト長濱 ミズナラカスク#0190 信楽焼干支ボトルをいただきます。

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今年は寅年ですね。信楽焼とのことで強そうな虎です。
内容量は500ml、スペックは化粧箱に貼られていて下記の通りです。アルコール度数は59.0%でカスクストレングス、ミズナラ樽熟成でモルトはライトリーピーテッド。

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この干支ボトルは、ワールドブレンディッドのアマハガンではなくジャパニーズシングルモルトの長濱ですので、いいお値段でしたがお正月ということで思い切って購入しました。長濱より5,000円ほど高いですが縁起物でもありますし、そもそも長濱は買いたくても売っていないですから。限定300本でしたが買えて良かったと思います。
【公式ホームページはこちら】
 
注ぎ口は虎の背中側首筋にありました。とても注ぎにくそうだったので、一旦大きいミキシンググラスに移してから同じ500mlのフロムザバレルの空き瓶に移し替えました。

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首にかかっている長濱蒸溜所のタグは、樽材を使用しているようです。少し湾曲していて、下側(樽の時は内側)はチャーにより黒く焦げていました。

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色は濃いめの琥珀色。

香りは花の香り、香木、アルコール。

口に含むと、刺激とともに甘味、その後刺激が優勢になり若干の酸味。カスクストレングスなので私にはちょっときつい。

少し加水すると、ハチミツの甘い香りが立つ。チョコレートの香りもある。最初香りは弱かったが、時間を置くと徐々に開いてきた。

 

トワイスアップにすると、フルーツの香りが出てきた。白桃かな。そしてミントの香り。

味わいは刺激が弱まり、甘味が支配的になる。うん、甘い。そしてクリーミー。ライトリーピーテッドモルト使用とのことだが、私ではピートは感じ取れない。

 

ロックにすると、甘い香りになり、味わいも甘く濃厚。いろいろ複雑な味が感じられるのだが表現できない。とにかくうまい!

 

ハイボールにすると、トロピカルフルーツの味わいが感じられる。炭酸で割っても味わいはしっかりしていて甘くて濃厚。さすがカスクストレングス。

 

ストレートは私にはちょっときつかったが、トワイスアップ、ロック、ハイボールはどれも美味しい。ストレートやトワイスアップは時間が経つと香りが開いてくるので、1時間以上かけて楽しみたい。

 

レビュー日:2022年1月8日

 【評価:8.0/10.0】

ボトル詳細

日本 
地域
蒸溜所
長濱蒸溜所
スタイル
熟成年数
4年5カ月
アルコール度数
59.0%
容量
500ml