KAVALANミニボトルのレビューシリーズ、本日はカバラン コンサートマスター ポートカスクフィニッシュをいただきます。
色は赤味を帯びた琥珀色。ディスティラリーセレクトNo.1よりも濃い。
香りは赤い果実、ハチミツの甘さもあるが控えめ、アルコール感が少々。クラシックで感じたバーボン感はない。
口に含むと、スムースでクリアーな味わい。甘さも刺激も控えめで引っかかりなくするすると舌の上を滑っていく感じ。ストレートとしてはとても飲みやすい。
少し加水すると、ポートワイン樽由来だろうか甘い香りが立ち上ってきた。そして香水のような不思議なとても良い香り。いつまでも嗅いでいたいがレビューのため更に加水する。
ウイスキー:水=2:1まで加水すると、香水の香りは弱まるが残っており、新たに柑橘の香りが出てきた。ここで口に含むとまったく抵抗感なく舌の上に流れ込み、弱いスパイシーさ、そして上品でほのかな甘みを感じる。
トワイスアップまで加水すると、香りも味も弱まりすぎてしまった。これは少量加水~2:1位までが飲み頃ゾーンだと思う。
ロックにすると甘味と苦味が強まり、ねっとりとして飲みごたえが出てくる。美味しくて氷が溶けて加水が進む前に飲み終えてしまった。
香りが良く、刺激がほとんどなくてとても飲みやすいウイスキーでした。香りが弱まらないよう、少量加水でいただくのがおすすめです。
レビュー日:2022年1月23日
【評価:7.0/10.0】
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