Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

シングルモルト駒ケ岳 リミテッドエディション2019 / Single Malt Komagatake Limited Edition 2019

GW前半は色づく世界(↓)に旅をしていたため、更新間隔が開いてしまいました。

 

本日は、本坊酒造マルスウイスキー)のシングルモルト駒ケ岳 リミテッドエディション2019をいただきます。

ラベルによると、2019はバーボンバレルで熟成されたモルト原酒を主体にヴァッティングしたとのことで、2021は2020で使っていたシェリー樽については言及されていません。ラベルカラーはグリーンです。
は明るい琥珀色。2021、2020とほぼ同じ。
香りは、バーボン樽らしいバニラ、樽感、ハチミツ、弱めだが杏子、気持ちオレンジ、そしてアルコール感。アルコール度数は48%。2021で強く感じられた柿の香りはあまり感じられない。
口に含むとさらりとした舌触り。口内で転がすと、弱めの刺激が現れ、その後弱めの甘味が感じられる。2021、2020と同様に味わいはあっさりめだが、これが一番あっさり。
ウイスキー:水=2:1位まで加水を進めると、若いフルーティーな香りが現れた。青リンゴよりもう少し緑色系のフルーツ、ミント。味わいはソフトになりより飲みやすいが、心持りコクが増したように思える。

トワイスアップにすると、ミントの爽やかな香りが支配的になる。ラベルのグリーンはこれをイメージしているのかもしれない。飲み口はソフトで飲みやすい。すこし苦味も感じられるようになった。

ロックにすると、杏子の香りと焦がしたカラメルの香りが出てきた。味わいはやはりソフトだが、口内で少し温度が上がると甘味、酸味、苦味が持ち上がってきて、ストレートよりも味わい深く感じられる。駒ケ岳はストレートよりロックが美味しいと思う。

ハイボールにすると、ラベルに書かれていたメロンを感じられるようになった。爽やかなハイボールとして美味しくいただける。

2019→2020→2021と、年々よくなっているという話を聞いていたからかもしれませんが、確かにそういう気はします。いずれもロックがおすすめかな。
 
【評価:7.0/10.0】
 
ボトル詳細
日本 
地域
長野県
蒸溜所
スタイル
熟成年数
NA
アルコール度数
48%
容量
700ml

 

マルスウイスキーのレビューはこちら】

シングルモルト駒ケ岳 リミテッドエディション2020 / Single Malt Komagatake Limited Edition 2020 - Whisky Diary

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