色は明るい琥珀色。これまでの駒ケ岳とほぼ同じ。Non-coloredとはうたっていないので色は調整しているのでしょうか。
香りは、アルコールの強さ(53%)が鼻を突くものの、ふくよかな杏子や梅、そしてバニラの香りが立つ。昨日の駒ケ岳2019と比べると、こちらの方が香りが強い。
口に含むとアルコールの強さからくる強い刺激と辛味があるが我慢。慣れると中程度の甘味と酸味が感じられる。杏子の香りとマッチしている。
ウイスキー:水=2:1位に加水すると、柑橘の香りが現れかすかにピートも感じられるようになった。味わいはアルコール刺激は弱まり、最初に甘味、次に苦味、それから辛味へと変化する。
トワイスアップにすると、香りはかなり弱まってしまう。飲み口はソフトで飲みやすくなる。やさしい甘苦さ。
ロックにすると、飲み口はソフトになるが、すぐに本領を発揮して口内に濃厚な旨味が広がる。オレンジの柑橘の香り、赤く熟した果物の甘味、そしてピリリとしたスパイシーな辛味。これまでの駒ケ岳と比べて味はこれが一番濃厚。南にある屋久島でエージングされた分、熟成が進んでいるのだろうか。
今回で私が持っている駒ヶ岳は最後になりますが、私が良かったと思う順番に並べるとこうなります。
- 2021エディション
- リミテッドエディション 2020
-
リミテッドエディション 2019
とはいえ、比較のため開封後数日たったものを飲んだ時に開封直後よりもおいしく感じられたので、ちょっと時間をおいて飲むとまた違ってくるのかもしれません。
【評価:8.0/10.0】
シングルモルト駒ケ岳 リミテッドエディション2019 / Single Malt Komagatake Limited Edition 2019 - Whisky Diary
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