Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

グレンファークラス 105 / Glenfarclas 105

前回のグレンファークラス25年に引き続き、本日はグレンファークラス105をいただきます。カスクストレングスでアルコール度数表記は60%。

色は少し赤味を帯びた明るい琥珀色。
香りはねっとり感を感じる黄色~赤色のフルーツ、柿、深く吸い込むとアルコール感があるが不快ではない。
口に含むとちょっと時間をおいてからとてもスパイシーな刺激が広がる。さすが60%。それを我慢するとクリーミーに感じられるが、飲み込むとまた焼けるような刺激がやってくる。
少量加水すると、一気に香りが花開く。カラメルや蜂蜜の甘い香り、レーズンも見えてきた。
ウイスキー:水=2:1位まで加水して飲むと、アタックはかなり弱まったものの、ビターさとスパイシーさが半々の味わいになる。甘さも感じられるものの、後ろに控えている感じ。
トワイスアップにすると、柑橘系の香りが感じられるようになる。味わいはやさしく滑らかになり、程よい甘さとビターさが行ったり来たりする。
ロックにすると、これまであまり感じられなかったシェリー樽系の干しブドウの香りががっつり出てきた。口に含むと最初は甘さが感じられ、温度が上がるにつれてビターがじわじわ強まり主導権を奪っていく。舌触りはスムースなままでゆったりと味の変化を楽しめる。
ハイボールにするととても濃厚な味。もとが濃いだけに、いつもの割合で作るととても濃いハイボールになった。味わいはシェリー樽の甘味の他、酸味が強めに感じられる。
シェリー樽のハイコスパ品として有名なグレンファークラス105だが、ストレートはちょっと私には強すぎるものの他の飲み方はどれも美味しくいただくことができた。25年と違いお値段もお手頃なので、ちょくちょく飲んでいこう。
 
【評価:7.5/10.0】
 
ボトル詳細
地域
スペイサイド
蒸溜所
スタイル
熟成年数
N/A
アルコール度数
60%
容量
1,000ml

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