Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

シングルモルト長濱 The First Batch

本日は、シングルモルト長濱 The First Batchをいただきます。

は綺麗な琥珀色。

香りは、柿、バニラ、シロップ。スワリングしていくと香木。

シングルモルト長濱 ミズナラカスク#0190 信楽焼干支ボトル と比べると、干支ボトルのアルコール度数が59%(カスクストレングス)なのに対し、ファーストバッチは50%に調整していることもあって、干支ボトルで気になったアルコール刺激がファーストバッチでは感じられない。香りは干支ボトルがミズナラカスクで花や香木の香りが出ているのに対し、ファーストバッチはシェリー樽やバーボン樽もブレンドしていることから赤い果実のやバニラの香りを中心に複雑な構成になっている。

口に含むと、しっかりとした甘さがまず感じられる。アルコール刺激はそれほど強くない。その後では酸味がメインとなって、余韻は短めに消えていく。

少し加水すると、甘い香りとバニラの香りがより高まる。

ウイスキー:水=2:1位まで加水すると、味わいは甘味と辛味が同程度になり、酸味はあまり感じられなくなった。

トワイスアップにすると、香りはほのかなものになってしまう。味わいはスムースになり、やさしい甘さをスパイシーさが追いかけてくる。

ロックにすると、少し黄色い果実の香りがでてきた。味わいはモルティさが出て来て、冷やされたことにより苦味がメインに感じられるようになった。加水が進んでも味わいはしっかり。

ハイボールにすると、シェリー樽っぽさが強く感じられる。酸味と苦味が炭酸で強調されて、ちょっと飲みにくい。ハイボールはもったいない飲み方かな。

 

 【評価:7.5/10.0】

ボトル詳細
日本
地域
蒸溜所
長濱蒸溜所
スタイル
熟成年数
アルコール度数
50.0%
容量
500ml