本日は、クライヌリッシュ14年 をいただきます。
カートンとボトルの背が高いのはオーバン14年と同じ。年数も14年で同じだし。ハイランドの特徴か、同じディアジオ社だからか?
色は明るい琥珀色。
香りは華やかでフルーティー。青リンゴ、アンズ、ハチミツ、ほのかにスモーキー。潮の香りもある。
口に含むとやわらか。口内で転がすと、ジワリとスパイシーさと甘味が出てくるが、刺激というほどはなく穏やか。しばらく時間をかけると甘味が残るが、甘すぎることはなくちょうどよい。これはかなり美味しい。
ウイスキー:水=2:1にすると、甘味と苦味が増す。
トワイスアップにすると、苦味はおさえられまろやかな口当たり。加水しても香りも味もしっかりしていて崩れることはない。アルコール度数を見ると46%。ストレートが飲みやすかったので意識していなかったが、結構高めだった。
ロックにするとより滑らか。甘味は抑えられ苦味がやや勝る。飲み込むとリッチなフルーティーさが長く残る。加水が進むとフルーティさの奥に隠れていたモルトの香りが感じられるようになった。加水に伴う変化が面白い。
ハイボールにすると、アンズの香りと酸味が主体になる。旨味もしっかり感じられ美味しい。
同じハイランドのオーバンと比較すると、こちらの方がだんぜん香り立ちが良かった。飲み方は、ストレートが一番香りや味わいの複雑さが感じられてベスト。これは当たりボトルだと思います。
【評価:8.0/10.0】
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