Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

グレンキンチー 12年 / Glenkinchie 12 yo

本日は、グレンキンチー12年 をいただきます。

モエヘネシーディアジオ社のクラシックモルトシリーズ、最後の1本です。

は明るい黄金色。

香りはフルーティ。青リンゴ、バニラ、モルト香。

口に含むとファーストアタックはほとんどなく滑らか。しばらくして、ジワリと刺激と甘味が出てくるが、総じておとなしめ。ストレートにしては飲みやすい。

ウイスキー:水=2:1くらいに加水すると、フルーティさが増す。味わいも甘みが増してよい感じ。

トワイスアップにすると香りは弱まり、フルーティさよりもハチミツの甘い香りが前面に出てきた。味わいは水っぽくなってしまい物足りない。と思ったが、口中にとどめておくと、スパイシーさと甘味が出てきて、肩ひじ張らずに気安く飲める。

ロックにすると、ハチミツの甘さが最初に来て、次にフルーティな香りが追いかける。口中で温度が上がるとビターさが増し、香りもモルト香に変化してくる。氷が溶けて加水が進むと、甘さがさらに増してくる。甘いながらも苦味が追いかけてきて、飲みごたえのあるロックである。

ハイボールにすると酸味が加わり、甘味・苦味と相まっておいしい。

 
グレンキンチーは、私の好きなジョニーウォーカーのキーモルトとして使われています。生産量のうち90%はブレンディッドに使われ、シングルモルトでリリースされるのは10%ほどとのこと。個性が強いお酒ではありませんが、その分リラックスして気軽に飲めるウイスキーだと思いました。
 

 【評価:7.5/10.0】

ボトル詳細
地域
ローランド
蒸溜所
グレンキンチー
スタイル
熟成年数
12年
アルコール度数
43%
容量
700ml

 

【クラシックモルトシリーズのレビューはこちら】

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