※お酒の話題は出てきませんので、ご興味のない方は読み飛ばしてください。
2024年に自転車で巡る四国遍路(八十八箇所巡礼)を終えていましたが、さらに高野山へのお礼参りというエクストラステージがあります。
四国八十八か所をすべて巡礼し終えることを結願(けちがん)、高野山へのお礼参りを加えることを満願と言います。
2025年のうちに行きたかったのですが、大阪万博があったり、ウォーキングイベント対策で東海道を歩いたり、夏は暑かったり冬は雪が怖かったり、行けそうなときには天気がよくなかったりして(言い訳多すぎ)延び延びになっていました。5月からは東海道五十三呑み次を歩かないといけないので、何としても4月中に行くぞと決め、週末の天気が良かった2026年4月18日に行くことができましたので記事にしたいと思います。
【四国遍路の記録はこちら】
whiskydiary.hatenablog.com
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行程
2026/4/17(金)~19(日)の2泊3日としました。
- 1日目:新幹線+JRで和歌山に移動。和歌山城を観光。
- 2日目:JRで高野口まで行き自転車で高野山へヒルクライム。
帰りは和歌山市内のホテルまで自走。
- 3日目:和歌山市内を観光。JR特急+新幹線で帰宅。
本記事では2日目について書き、残りの日については後で書きます。
走行データ
走行距離:81km
走行時間:4時間18分
獲得標高:1,059m
内訳:
- 登り:高野口駅~大門(約22km、970m)
- 山内:大門~一の橋(徒歩で奥の院へ)~霊宝館~金剛峯寺~壇上伽藍~大門
- 下り:大門~笠田(約19km)
- 平坦:笠田~和歌山(約36km)
[地図中の〇数字は走行距離(km)です]


出発(ホテル~高野山口)
今回のお宿は、和歌山城のそばにあるスマイルホテルです。
早起きして和歌山駅まで走り、JRで高野口駅まで輪行しました。
もともとはホテルから自走するルートを考えたのですが、上り始めの高野口までおよそ40km、トータルで120kmの行程となり、走れない距離ではないと思いましたが、登りのために体力温存したく、ずるをする電車を活用することにしました。

JR和歌山線に乗り、1時間ほどで高野口駅に到着しました。
レトロでよい雰囲気の駅舎でした。

駅舎内はこんな感じで広々しています。

駅前には昔の旅館(葛城館)があります。
営業はしていませんが、きれいに保存されています。

自転車を組み立てて出発です。
今回はサドルバッグに荷物をすべて入れ、ザックは背負わないことにしました。サドルバッグがかなり長くなっています。

高野山ヒルクライム(高野山口~九度山~大門)
JR高野口から数分走ると、南海の九度山駅の下を通ります。
九度山は、真田正幸・幸村親子が関が原で西軍が敗れた後、蟄居させられた地です。真田ミュージアムを見たかったのですが、開館時間前なのでまた今度。
九度山から大門までは、約20.4km、獲得標高970m。平均勾配は5%くらいできついところでも10%くらい。無理せずゆっくり走れば登れるだろう。
途中は走るのに一生懸命で写真は撮れませんでしたので、道中はこちらの記事の「Route_01 高野山・九度山ルート」をご参照ください。
www.cyclesports.jp
途中、工事のための片側通行で工事用信号で2回止まりましたが、それ以外は足を着かずに登りきることができました。タイムは1時間40分くらい。だいたい予定通りでした。
こちらが高野山の入口である大門です。

奥の院へ
大門の前で、お遍路さんのユニフォームである白衣を羽織ります。これで自転車に乗っていても怪しまれず、お遍路さんであることが認知してもらえるはずです。
(写真は四国お遍路結願のときのもの)

高野山は多数の寺院がある宗教都市です。道はこのようにほぼ平坦です。

大門から壇上伽藍や金剛峯寺をパスして2kmほど走ると、奥の院の入口である一の橋に到着します。

一の橋前の駐車場に自転車を停めさせてもらい、ここからは歩きです。
奥の院まではおよそ1.5km。参道の両脇には有名武将や有名企業を含む墓地が連なっています。神聖な空気の中、心を整えつつ歩きます。

奥の院に到着しました。この御廟橋から先は高野山でも最も神聖な空間で撮影禁止です。
正面に見える建物は灯篭堂。灯篭堂の後ろに弘法大師御廟があります。
お遍路の作法に従って、ろうそくと線香をあげ、お賽銭を入れて、般若心経を唱えます。お経を唱えるのは1年4か月ぶりです。

無事にお経をあげ終えて、最後の納経(いわゆる御朱印)をいただきました。10人ほどが並んでいましたが、半分以上は白衣を着ているお遍路さんでした。
ご納経では納経帳を見て「満願おめでとうございます」と言ってもらえました。うれしい。

昼食
一の橋まで戻ってきて、お昼ご飯にします。
「さあ、お酒を探そう」と言いたいところですが、自転車なのでお酒は厳禁です。飲酒運転は話題の青キップではなく赤キップになります。
Google Mapで探して、みやまさんに入り精進料理を頂きました。
美味しくいただきお会計をお願いすると、豆菓子をお接待してくださいました。



霊宝館
実は高野山に来るのはこれが二度目です。一度目は学生の時、京都から日帰りで来ました。その時金剛峯寺と壇上伽藍は見た記憶がありますが、霊宝館は入った記憶がないので先に見に行くことにしました。

中は撮影禁止のため写真はありませんが、平安時代からの仏像が多く公開され、国宝や重要文化財が目の前で触れるくらい(「触らないでください」と書いてました)近くで見ることができました。
たっぷり1時間ほどかけて拝見しました。
収蔵品については公式HPや公式YouTubeをご覧ください。
reihokan.or.jp
www.youtube.com
金剛峯寺
金剛峯寺は高野山真言宗を統括する総本山です。
歴史の授業で比叡山の延暦寺とセットで覚えましたね。
中に入ると1時間はかかりそうだったので、今回は建物の写真だけ撮影させていただきました。


壇上伽藍
弘法大師空海が真言密教の根本道場として816年に高野山を開創された際、最初に開かれたのが壇上伽藍です。こちらも時間がなかったので外からお参りと写真撮影だけさせていただきました。
中門

金堂

大塔
思っていたよりも巨大でした(高さは約50m)。
階段の近くに見える人と比べてみてください。

帰路
帰りは九度山へは下らず、和歌山市に近い笠田駅に下るルートにしました。途中まではのぼりと同じ道で、分岐するところにある矢立茶屋で名物のやきもちを購入しました。
本当は登りの途中で休憩を兼ねて食べたかったのですが、朝は開店前だったので通過したのです。

下りはスピードを抑えて慎重に下ります。自転車は、登りでケガすることはまずありませんが、下りでミスするととんでもない大怪我につながりますので。足は楽ですが、ブレーキをかけ続けるため手が痛くなります。
紀の川まで下り終えたら、紀の川サイクリングロードで河口を目指します。
下の写真のように、川沿いにブルーラインが引かれた道が続きます。

平坦なので楽かというとそうでもなく、河口からの向かい風との戦いでした。
午後は海から陸に風が吹くもので、天気予報でも確認していたので覚悟していましたが、淡々とペダルを回します。これも修行です。途中の写真は撮るのを忘れましたが、幅の広い紀の川を眺めながら無心で走りました。
ゴール近くでフォトジェニックな写真を何枚か撮りました。
紀の川サイクリングロードとマイバイク

南海電鉄の鉄橋



そして、和歌山城まで帰ってきました。
朝ホテルを出たのが午前6時ごろ、ホテルに戻ってきたのが午後6時ごろでしたので、12時間ほど遊んでいたことになります。
目的のお遍路満願も達成し、自転車も、高野山も、十分満喫した1日でした。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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