※お酒の話題は出てきませんので、ご興味のない方は読み飛ばしてください。
ウイスキー記事の更新間隔があいてしまいましたが、理由はGW+有給休暇で約1週間、四国遍路(八十八箇所巡礼)の旅に出ていたためでした。移動にはロードバイク(自転車)を使いました。旅の記録をまとめておきたいと思います。
ざくっとまとめると・・・
出発→徳島空港→1番札所→室戸岬(24番札所)→36番札所→高知空港→帰宅
- 0日目(2024/4/27) 徳島空港着
- 1日目(2024/4/28) 1番札所~11番札所
- 2日目(2024/4/29) 12番札所~17番札所
- 3日目(2024/4/30) 18番札所~22番札所
- 4日目(2024/5/1) 23番札所・休息日
- 5日目(2024/5/2) 24番札所~27番札所
- 6日目(2024/5/3) 28番札所~32番札所
- 7日目(2024/5/4) 33番札所~36番札所
- 0日目(2024/4/27) 徳島空港着
- 1日目(2024/4/28) 1番札所~11番札所
- 2日目(2024/4/29) 12番札所~17番札所
- 3日目(2024/4/30) 18番札所~22番札所
- 4日目(2024/5/1) 23番札所・休息日
- 5日目(2024/5/2) 24番札所~27番札所
- 6日目(2024/5/3) 28番札所~32番札所
- 合計
0日目(2024/4/27) 徳島空港着
夜の便で徳島空港に到着し、空港近くのホテルに宿泊しました。
1日目(2024/4/28) 1番札所~11番札所
走行距離:54km
走行時間:2時間33分
獲得標高:460m
[地図中の〇数字は走行距離(km)です]
- 白衣
- 輪袈裟
- (念珠は持参)
- 納経帳
- 納札
- お経
- ろうそく、線香、ライター、ケース
はじめてで要領が分からないのですが、一応お作法の予習はしてきました。
納札はこちら。表に自分の情報、裏に願い事を書いて納めます。願い事は「家内安全」と仕事で担当しているシステムの「安定稼働」にしました。
お経の上げ方には諸説あるようですが、私は省略版として、合掌礼拝、般若心経、ご本尊真言(3回)、大師宝号(3回)、回向文を唱えさせていただくこととしました。周りでお経を唱えている参拝者の方が皆さんベテランのように見えて、私は隅の方で声を出せずにこっそりお唱えしました。この日の夜にYouTubeでお経を聞いて学習し、翌日からは声に出してお唱えするようにしました。
お参りしたお寺
1番 霊山寺山門
11番 藤井寺の藤
2日目(2024/4/29) 12番札所~17番札所
走行距離:70km
走行時間:4時間42分
獲得標高:1,070m
歩行距離:8.5km
12番 焼山寺は1番の難所「遍路ころがし」で有名なお寺。標高約705mまで激坂を上ります。途中何度か休んだり押し歩きしたり。
午後は雨のため、13番 大日寺近くの宿に自転車を置いて、13番から17番まで歩き遍路。
お参りしたお寺
12番 焼山寺駐車場にて
焼山寺への激坂
3日目(2024/4/30) 18番札所~22番札所
走行距離:63km
走行時間:4時間05分
獲得標高:1,124m
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」
阿波の三つの難所と言われる寺です。
昨日焼山寺に上りましたが、この日も20番 鶴林寺、21番太龍寺と難所が続きます。
自転車にとっては、昨日の焼山寺より今日の鶴林寺の方が厳しい。斜度20%近い坂が4kmほど続き、私は半分以上を押して上りました。
21番太龍寺は登りはロープウェイで自転車も載せてもらえました。下りは荒れた道で20%くらいの下り坂で、車道まで数km押して下りました。
22番 平等寺を出たところで雨がひどくなったので、走行をあきらめ新野駅から日和佐駅までJR四国の列車(電車ではない)で移動しました。予約したお宿が日和佐だったので。
お参りしたお寺
20番 鶴林寺山門 霧の中
鶴林寺から太龍寺までの那賀川沿いの道。この区間は気持ちが良かった。
太龍寺ロープウェイに自転車を載せてもらう
4日目(2024/5/1) 23番札所・休息日
一日中雨の予報だったのでこの日は休息日としました。
徒歩で23番 薬王院に参拝。
お参りしたお寺
門前町と山門
瑜衹塔
瑜衹塔から眺める日和佐の街並み
逗留したお部屋(お宿 日和佐 The Guest House Oyado Hiwasa)
5日目(2024/5/2) 24番札所~27番札所
走行距離:139km
走行時間:6時間13分
獲得標高:1,407m
阿波国(徳島県)の最後の札所23番薬王寺を後にし、土佐国(高知県)の24番札所最御崎寺を目指します。今回の旅での最長寺間距離80kmを4時間ほどで走破。
ちなみに阿波国(1番~23番)は「発心の道場」、土佐国(24番~39番)は「修行の道場」と呼ばれます。土佐の国は寺間が長い。
27番神峯寺は土佐の関所と呼ばれる難所。「真っ縦」と呼ばれる急坂とはわかっていたのですが、120km走ってきた後の足では全く歯が立たず。少し上ったところで力尽き、押して上ることにします。必死で登りますが門限時刻が迫ってくる。ご納経(御朱印)がいただけるのは17時まで。間に合わなければ明日この激坂をもう一度上らないといけない。ついに自転車を置いて体一つで登り、5分前に何とか到着。修行の一日でした。
お参りしたお寺
24番 最御崎寺山門
6日目(2024/5/3) 28番札所~32番札所
走行距離:94km
走行時間:4時間05分
獲得標高:565m
この日は高知のお寺を巡ります。
昨日のお宿(奈半利町)から今日のお宿(28番 大日寺の近く)まで40kmほど走り、お宿に不要な荷物を置かせてもらい身軽になって参拝しました。
移動はほぼ平坦なのですが、お寺は山にあるため坂を上る修行を繰り返します。ここまでの激坂で感覚がおかしくなっていて、5%はほぼ平坦、10%くらいならすいすい登れるし、15%越えでも距離が短く荷物が少なければ何とか登れるようになってます。
31番 竹林寺は高知市中心部からほど近く、NHK朝ドラ「まんてん」のモデルになった植物学者牧野富太郎博士の植物園に隣接していて、多くの観光客でにぎわっていました。
お参りしたお寺
31番 竹林寺本堂
31番 竹林寺の庭園
32番 禅師峰寺から桂浜方面を望む
7日目(2024/5/4) 33番札所~36番札所
走行距離:93km
走行時間:3時間53分
獲得標高:381m
最終日です。昨日の32番で予定していたお寺は巡り終えたのでまっすぐ飛行機で帰ってもよかったのですが、時間に余裕を見た上で進めるところまで行ってみることにしました。33番と34番だけでもお参りできれば良いと思っていましたが、思ったよりも早く出発でき早く回れたので、35番(難所)と36番もお参りしました。
まずは高知空港に寄り、不要な荷物をロッカーに入れて身軽になります。
33番 雪蹊寺へは県営渡船(無料)で浦戸湾を渡りました。ここの待ち時間がほとんどなかったのはラッキーでした。
難所の35番 清瀧寺ではお祭りがあるとのことで交通規制あり。自転車はOKとのことでしたが、下ってくる対向車に気を付けてと言われました。ここは最後まで登りきることはできず、最後の激坂区間は押して上りました。(下りの時にサイクルコンピュータの表示を見たら20%ありました)。
まだ時間に余裕があったので、36番 青龍寺に行きます。半島の先にあるお寺ですが、宇佐大橋を渡ればすぐです。お寺への道は海岸線がきれいなところでした。
ここから高知空港まで戻ります。途中で桂浜に寄りました。ただの砂浜で坂本龍馬像しか見るものはないのではと思ったのですが、とても多くの観光客(と車)でした。
空港に着いたら自転車を輪行バッグに収めて預け、土佐三昧セットをいただき帰路に着きました。
お参りしたお寺
県営渡船
36番 青龍寺への参道
36番 青龍寺の境内
桂浜
土佐三昧セット
四国遍路(八十八箇所巡礼)の旅に出ていたためでした。移動にはロードバイク(自転車)を使いました。旅の記録をまとめておきたいと思います。
ざくっとまとめると・・・
出発→徳島空港→1番札所→室戸岬(24番札所)→36番札所→高知空港→帰宅
- 0日目(2024/4/27) 徳島空港着
- 1日目(2024/4/28) 1番札所~11番札所
- 2日目(2024/4/29) 12番札所~17番札所
- 3日目(2024/4/30) 18番札所~22番札所
- 4日目(2024/5/1) 23番札所・休息日
- 5日目(2024/5/2) 24番札所~27番札所
- 6日目(2024/5/3) 28番札所~32番札所
- 7日目(2024/5/4) 33番札所~36番札所
- 0日目(2024/4/27) 徳島空港着
- 1日目(2024/4/28) 1番札所~11番札所
- 2日目(2024/4/29) 12番札所~17番札所
- 3日目(2024/4/30) 18番札所~22番札所
- 4日目(2024/5/1) 23番札所・休息日
- 5日目(2024/5/2) 24番札所~27番札所
- 6日目(2024/5/3) 28番札所~32番札所
- 合計
0日目(2024/4/27) 徳島空港着
夜の便で徳島空港に到着し、空港近くのホテルに宿泊しました。
1日目(2024/4/28) 1番札所~11番札所
走行距離:54km
走行時間:2時間33分
獲得標高:460m
[地図中の〇数字は走行距離(km)です]
- 白衣
- 輪袈裟
- (念珠は持参)
- 納経帳
- 納札
- お経
- ろうそく、線香、ライター、ケース
はじめてで要領が分からないのですが、一応お作法の予習はしてきました。
納札はこちら。表に自分の情報、裏に願い事を書いて納めます。願い事は「家内安全」と仕事で担当しているシステムの「安定稼働」にしました。
お経の上げ方には諸説あるようですが、私は省略版として、合掌礼拝、般若心経、ご本尊真言(3回)、大師宝号(3回)、回向文を唱えさせていただくこととしました。周りでお経を唱えている参拝者の方が皆さんベテランのように見えて、私は隅の方で声を出せずにこっそりお唱えしました。この日の夜にYouTubeでお経を聞いて学習し、翌日からは声に出してお唱えするようにしました。
お参りしたお寺
1番 霊山寺山門
11番 藤井寺の藤
2日目(2024/4/29) 12番札所~17番札所
走行距離:70km
走行時間:4時間42分
獲得標高:1,070m
歩行距離:8.5km
12番 焼山寺は1番の難所「遍路ころがし」で有名なお寺。標高約705mまで激坂を上ります。途中何度か休んだり押し歩きしたり。
午後は雨のため、13番 大日寺近くの宿に自転車を置いて、13番から17番まで歩き遍路。
お参りしたお寺
12番 焼山寺駐車場にて
焼山寺への激坂
3日目(2024/4/30) 18番札所~22番札所
走行距離:63km
走行時間:4時間05分
獲得標高:1,124m
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」
阿波の三つの難所と言われる寺です。
昨日焼山寺に上りましたが、この日も20番 鶴林寺、21番太龍寺と難所が続きます。
自転車にとっては、昨日の焼山寺より今日の鶴林寺の方が厳しい。斜度20%近い坂が4kmほど続き、私は半分以上を押して上りました。
21番太龍寺は登りはロープウェイで自転車も載せてもらえました。下りは荒れた道で20%くらいの下り坂で、車道まで数km押して下りました。
22番 平等寺を出たところで雨がひどくなったので、走行をあきらめ新野駅から日和佐駅までJR四国の列車(電車ではない)で移動しました。予約したお宿が日和佐だったので。
お参りしたお寺
20番 鶴林寺山門 霧の中
鶴林寺から太龍寺までの那賀川沿いの道。この区間は気持ちが良かった。
太龍寺ロープウェイに自転車を載せてもらう
4日目(2024/5/1) 23番札所・休息日
一日中雨の予報だったのでこの日は休息日としました。
徒歩で23番 薬王院に参拝。
お参りしたお寺
門前町と山門
瑜衹塔
瑜衹塔から眺める日和佐の街並み
逗留したお部屋(お宿 日和佐 The Guest House Oyado Hiwasa)
5日目(2024/5/2) 24番札所~27番札所
走行距離:139km
走行時間:6時間13分
獲得標高:1,407m
阿波国(徳島県)の最後の札所23番薬王寺を後にし、土佐国(高知県)の24番札所最御崎寺を目指します。今回の旅での最長寺間距離80kmを4時間ほどで走破。
ちなみに阿波国(1番~23番)は「発心の道場」、土佐国(24番~39番)は「修行の道場」と呼ばれます。土佐の国は寺間が長い。
27番神峯寺は土佐の関所と呼ばれる難所。「真っ縦」と呼ばれる急坂とはわかっていたのですが、120km走ってきた後の足では全く歯が立たず。少し上ったところで力尽き、押して上ることにします。必死で登りますが門限時刻が迫ってくる。ご納経(御朱印)がいただけるのは17時まで。間に合わなければ明日この激坂をもう一度上らないといけない。ついに自転車を置いて体一つで登り、5分前に何とか到着。修行の一日でした。
お参りしたお寺
24番 最御崎寺山門
6日目(2024/5/3) 28番札所~32番札所
走行距離:94km
走行時間:4時間05分
獲得標高:565m
この日は高知のお寺を巡ります。
昨日のお宿(奈半利町)から今日のお宿(28番 大日寺の近く)まで40kmほど走り、お宿に不要な荷物を置かせてもらい身軽になって参拝しました。
移動はほぼ平坦なのですが、お寺は山にあるため坂を上る修行を繰り返します。ここまでの激坂で感覚がおかしくなっていて、5%はほぼ平坦、10%くらいならすいすい登れるし、15%越えでも距離が短く荷物が少なければ何とか登れるようになってます。
31番 竹林寺は高知市中心部からほど近く、NHK朝ドラ「まんてん」のモデルになった植物学者牧野富太郎博士の植物園に隣接していて、多くの観光客でにぎわっていました。
お参りしたお寺
31番 竹林寺本堂
31番 竹林寺の庭園
32番 禅師峰寺から桂浜方面を望む
合計
走行距離:513km
走行時間:25時間31分
獲得標高:5,007m