まずは余市を確認します。
色は明るい黄金色。
香りはバニラ、ハチミツに心地よいピート。
口に含むと甘味とスパイシーが絶妙のバランス。
続いて構成原酒3種をブレンドします。まずは1:1:1で。
香りはピート、シェリー樽。やはりこの2つは主張が強い。
口に含むとアルコール度数が強くてスパイシー。よく考えてみたら、シングルモルト余市は45%、構成原酒は55%なので加水による調整も必要だった。加水調整しても味わいはシェリー樽の主張が強め。
飲みやすさを考えると、ウッディ&バニラを多めにしてベースとし、そこにシェリー&スイートとピーティ&ソルティを添えるのがよさそう。3:1:1でブレンドしてみます。加水も少々。
香りはバニラが主体となり、シェリー樽やピートはほのかになった。余市に近づいた気がする。
口に含むと甘味とウッディさがメインで余市に近づいた気がするが、余市と比べるとよりスパイシー。余市は開封してからかなり時間が経ったものなので、この間にまろやかになったのかもしれないし、構成原酒シリーズは開封後間もないのでフレッシュなのかもしれない。
いずれにしても、構成原酒シリーズのレビューでも書いたようにウッディ&バニラが美味しく、他2本はアクセントとして少なめにブレンドするのがよさそう。
構成原酒シリーズは余市蒸溜所に行けば買えると思います。買うからには3種類そろえたくなりますが、お値段が立派なのでミニボトルがおすすめ。私は再度訪問する機会があれば、ウッディ&バニラは大きい方の500mlボトルを買い増したいと思いました。
【評価:7.5/10.0】
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