Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ダルユーイン 3年 2012 <キングスバリー> Dailuaine 3 Years old <Kingsbury>

リカーマウンテンの2本組ウイスキーくじの2本目に入っていたボトル。ボトラーズとしてはこれが初めてのボトルになる。

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開封したところまさかのコルク折れ。。。オールドボトルじゃないよね。ラベルをあらためて見るとボトル詰めは2015年6月。オールドというほどではないと思うけど、コルクがかなり柔らかかった。

コルク折れについてはワイン用コルク抜きで何度も失敗しているので、今回は動画で学習した針を周りに刺してサルベージする方法を使い、コルクくずを落とすことなく開封に成功。ふぅ。

 

さて、色はほとんど無色透明。かすかにイエロー。

香りは個性的で、アルコールの香りにモルトの香りが含まれ、かすかにレモン、青リンゴの若い柑橘系フルーツ。

口に含むとアルコールの刺激が来るがそれは想定内。しばらく我慢して舌が慣れるのを待つと、モルト系の甘味が感じられるようになる。

トワイスアップにすると、柑橘系の香りが高くなり心地よい。口当たりもソフトになり、程よい甘みが主体となる。
ロックにすると、甘味の他も苦味が強くなり飲みごたえがあるテイストになる。
ハイボールにすると、香りはほとんど感じられなくなるが、塩味のきいた味わいになる。スパイシーではなくソルティーといった方がしっくりくる。甘味はあまり感じられず、さっぱりすっきりとしたハイボールとして美味しい。
 
ダルユーインはジョニーウォーカーの構成原酒の一つらしい。そう言われれば、ジョニ赤やジョニ黒に通じるところがある気もする。個性的な香りと味わいで、持っているボトルの中には同じようなものはない。普通のウイスキーに飲み飽きてきたら、時々アクセントをつけるのに良いかもしれない。

 

レビュー日:2021年5月3日

【評価:7.0/10.0】

 
ボトル詳細
地域
スペイサイド
蒸溜所
ダルユーイン
スタイル
熟成年数
3年
アルコール度数
43%
容量
700ml