Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

バランタイン17年 Ballantine’s 17 Year Old

飲んだことはあるものの、レビューはしていなかったバランタイン17年をいただきます。スコッチの王道です。

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色は綺麗な黄金色。

香りはバランタインらしいバランスのとれた香り。フルーティー、トッフィー、悪い意味ではないアルコール。

口に含むと、ほんのわずかな刺激のあと甘味が広がる。。。甘味がどんどん広がる!しばらく舌の上で転がして甘味を楽しみ、そして喉の奥にスムーズに流れていく。

ここで12年と比較してみる。12年も非常に完成度が高くかつコストパフォーマンスに優れた名品だと思うのだが、実際比較してみても17年とほぼ同じに感じられる。わずかに17年の方が上回っている気もするが、ブラインドで比べるとおそらく私には区別がつかないだろう。

トワイスアップにすると、極めて滑らかな舌触りとなる。刺激は完全に消え、甘さをまったりと楽しめる。12年の方は少しスモーキーさが出てきて面白い。

ロックにすると、香り、甘味ともに控えめになる。その分、口に含んだ後でじわりと香りが広がる印象で、これはこれで面白い。ロックにすると一般的にはビターさが出るものだが、これはそれはない。

ハイボールにすると、甘さ、苦さ、炭酸の刺激が調和して、口の中でハーモニーを奏でる。

ちょっともったいない気もするが、これはハイボールがおすすめ。

 

 レビュー日:2021年2月21日

【評価:6.5/10.0】
 
ボトル詳細
蒸溜所
スタイル
ブレンディッド
熟成年数
17年
アルコール度数
40%
容量
750ml