本日は、ガイアフローウイスキー ブレンデッドMをいただきます。
これまた運よく店頭に並んでいるのを見つけ買うことができました。
ブレンデッドMは、静岡蒸溜所が発売するワールドブレンデッドウイスキーです。シングルモルトは本数が少なく入手は困難を極めるため、手軽に買えるようにと発売されたそうです。とはいえこちらもネットではプレ値ばかりで店頭で見かけることはなく、私は初めて買うことができました。
裏ラベルの原材料を見ると、「モルト（英国製造、国内製造） グレーン（英国製造）」とあります。食品表示法改正で新しくなったラベル表記についてはくりりんさんのブログに詳しい記事がありますが、使用量が多い順に記載されるそうなので、このウイスキーは
と思われます。
あ、ちょっと待って。よく考えたら
なだけので、
とか
の可能性もあります。
色は綺麗な黄金色。
香りは、グレーンの甘い香り、ハチミツ、少し柑橘、アルコール刺激は中程度。ラベルがオレンジ色なのは、柑橘（オレンジ）を暗示しているのだろうか。
口に含むと、ハチミツっぽい甘みが広がる。アルコールのアタックより甘味の方が強い。アルコール度数48%にしてはきつくない。甘い香りと柑橘の香りが鼻に抜けていく。
少し加水すると、香り立ちがさらに良くなる。
トワイスアップにすると、木材の香りが出てきた。味わいは甘味がましまし。そこに木材＝杉の味が加わっている。口の中で転がしていると、後半では辛味に変化して来る。
ロックにすると、甘味も強くなるが、それよりはるかに苦味が強くなる。杉味の苦味でなかなかに個性的。加水が進むと強い苦さもおさまってきて、よいバランスになった。このロックは飲みごたえが強く美味しい。
ハイボールにすると、苦くて辛い。ストレートでは甘かったが、冷たくすると苦さが強くなるようだ。
【評価：7.0/10.0】
