本日は、イチローズモルト＆グレーン クラシカルエディションをいただきます。スタンダードな白ラベルに対して、こちらは黒いラベルになっています。
色は薄めのレモンイエロー。ホワイトラベルとほぼ同じ。ボトルで見ると濃いめの琥珀色に見えるのだが、グラスに注ぐと薄め。黒いラベルによる目の錯覚だろうか。
香りは、ハチミツ、穀物、弱い青リンゴ、アルコール感。ちなみにアルコール度数は48%。
口に含むと甘味が良く感じられ、その後スパイシーな刺激が出てくるが、それをさらに甘味が上書きする。アルコール度数48%にしては刺激は少なめ。
トワイスアップにすると、香りは弱まるが甘いハチミツの香りが残っている。味わいは甘味が増し、刺激の代わりに苦味が感じられるようになる。トワイスアップでもねっとりとしたコクがあり、力強さが感じられる。
ロックにすると、口当たりはとても滑らか。味わいはビターさがメインとなった。甘味はどこへ行ってしまったのか、苦味をじっくり味わうこととなる。氷が溶けて加水が進むと、香木の香りが感じられるようになった。ミズナラ樽の個性だろうか。
ハイボールにすると、樽感と酸味が炭酸で際立つ。個人的にはちょっと酸味が強すぎに幹事、この飲み方はもったいなかった。
ボトルの裏ラベルの表示を見ると、
原材料名：モルト、グレーン
とあることから、ワールドブレンデッドの原酒比率は「スコッチ＞ジャパニーズ＞他3地域」であり、「モルト原酒＞グレーン原酒」のブレンデッドであると読み取れる。
クラシカルエディションはホワイトラベルの上位商品とのことで、それなりにコクがあり複雑な味わいであった。
【評価：7.0/10.0】
