スイスのユングフラウヨッホの売店で購入した、スイスマウンテンシングルモルトウイスキー 7年 クラシックをいただきます。
あらためて写真を見ると数種類あって、スーパーに置いていたのはリキュール（LIQUEUR)で34スイスフラン、私が買ったのはCLASSICで50mlで12.5スイスフラン（約2,000円！）フルボトルで88スイスフラン、他に10年物が155スイスフランでありました。
色は綺麗な黄金色。
香りは、フルーティな青リンゴ、柑橘、香水のようなフローラルな香り。吸い込みすぎるとアルコールでちょっとむせる。しばらく置くと、最初に感じられた香りが飛んで、熟した黄色いフルーツの香りに変化した。
口に含むと、スパイシーだが思ったほど刺激は強くない。じわりと弱めの甘味が出て来て、少しざらざらした雑味もある。飲み込むとアフターは短くすっと消えていく。
少し加水すると、熟した杏子の香りがとても強くなる。味わいは甘味もあるが苦味が強く出てきた。
トワイスアップにすると、口当たりはやさしい甘さとスパイシーさが拮抗し、喉の奥で苦味を感じる。悪くない。
ロックにすると香りは甘やか。口に含むと水のようにスムース。口内で温度が上がると、苦味：甘味＝２：１くらいで少しずつ感じられるようになる。飲みやすいがちょっと物足りないかも。
このボトルについて日本語の情報は見つからなかったが、蒸溜所のホームページ(rugen-distillery.ch)を見ると、ビールメーカーのRugenbräuが2008年から作っているウイスキーとのこと。オロロソシェリーで熟成とのことだが、レーズン感は感じられず、公式テイスティングノートにあるアプリコットは強く感じられた。
