Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ジョニーウォーカーブラックラベル トリプルカスクエディション / Johnnie Walker Black Label Triple Cask Edition

本日は免税店で買ったシリーズ第3弾(最終回)、ジョニーウォーカーブラックラベル トリプルカスクエディションをいただきます。

免税店限定品のジョニ黒です。ジョニ黒にインスパイアされたとのことですが、年数表記はありません。トリプルカスクとは、アメリカンバーボン、スコッチウイスキー、カリビアンラムのようです。カートン裏面のフレーバーチャートにジョニ黒とこのトリプルカスクが示されていますが、ジョニ黒がバランス良いのに対してこれはPEATY、MALTY、FRESHが0点で、FRUTY、SPICY、WOODYに全振りしているという潔い造りのようです。

は明るい琥珀

香りは、ちょっとアルコールが鼻を突く。1,000円台ブレンデッドによくあるヨードの香り、カリビアンラムカスクの影響を強く受けたと箱に書いてあるが、デュワーズリビアンスムースで感じたような甘いけどアルコール臭い感じがある。個人的にはあまり好きではない香り。

口に含むと、予想に反して滑らかで飲みやすい。甘さと苦さがちょうどよく調和している。口内で転がしても滑らかさは変わらないが、ラムの雰囲気が感じられる。

少量加水すると、ラムカスクの香りが強まり、その後甘いバニラの香りが出てきた。ストレートでは感じられなかった、バーボン樽の香りが加水で出てきたようだ。

トワイスアップにすると香りは弱まるが、バニラの爽やかな香りになった。味わいは甘みが弱まり、苦み主体となってしまった。

ロックにすると、甘みと苦みが強くなる。甘み:苦み=1:2くらいで苦みが優勢。口内で温度が上がると、苦みがさらに優勢になっていく。ここで初めてスパイシーさも感じられる。

ハイボールにするとラムカスクの匂いが際立つ。味わいはさっぱりとした感じで特筆すべきものはない。

トリプルカスクエディションという名前だが、個人的にはラムカスクエディションと感じた。ラムカスクは個人的にはちょっと好みではないので、この1リットル瓶を開けるのは骨が折れそう。

 

【評価:6.5/10.0】
 
ボトル詳細
地域
蒸溜所
スタイル
ブレンデッド
熟成年数
NA
アルコール度数
40%
容量
1,000ml

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