Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

エドラダワー10年 Edradour 10 Year old

千円前後シリーズはちょっとお休みして、今日はエドラダワー10年をいただきます。
最小クラスの蒸溜所で作られるシングルモルトで、ネット動画の「おすすめスコッチ○選」で良くランクインしていたので気になっていました。ボトルラベルの風景絵画がかわいい。

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色は赤味をおびた濃い琥珀色。
香りは色から想像できる通りのシェリー樽系の甘いレーズン。
口に含むととても滑らかな口当たりでクリーミー。アルコール刺激はほとんど感じられない。甘味はほどほどでビターさもほどほど。やや苦味が勝るか。
少しの加水では、香りの変化はほとんどない。
トワイスアップにすると甘い香りはあるが、全体的に香りは弱まった感じがする。味わいは酸味が強めに感じられるようになり、その次に苦味、甘さは控えめ。トワイスアップにすると飲みやすくなるものが多いのだが、これは逆に少し飲みにくさを感じるようになった。
ロックにすると、 苦味と甘味が少し増す。その奥に深みのあるレーズンの香りが潜んでいる。
ハイボールにすると、炭酸に甘苦い味わいが乗ってきて舌の上を流れ、のどに流し込むとシェリー樽系の香りが鼻に抜けていく。
香りや味わいは想像していたのとは違ったけれど、他にはあまりない個性的なものだと思う。時間が経てば変化もあると思うので、おいおい飲んでいこう。
 
レビュー日:2021年6月26日
【評価:6.5/10.0】
 
ボトル詳細
地域
ハイランド
蒸溜所
スタイル
熟成年数
10年
アルコール度数
40%
容量
700ml