Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

【番外】スイス旅⑪ 本格登山 ヘルンリヒュッテ往復

6日目の記事、3本目です。

 

マッターホルングレッシャーパラダイス

【番外】スイス旅⑨ マッターホルングレッシャーパラダイス - Whisky Diary

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マッターホルングレッシャートレイル

【番外】スイス旅⑩ マッターホルングレッシャートレイル - Whisky Diary

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ヘルンリヒュッテ

ここからは、ヘルンリヒュッテを目指す本格登山です。装備、経験、体力が必要です。

まずはモールのエッジまで上がるため、崖(右手側)につけられたトラバース道を登ります。12時頃なのですが、マッターホルンの上部は雲がかかってしまいました。

登り始めてすぐ、このような道がありました。ここが一番怖かった所で、左は崖が切れ落ちており、足がすくみます。金網もへこんでいたり、広い隙間があったりで平坦ではありませんでした。左手で手すりを持ち、でも頼りすぎずにバランスを取るために添えるだけと意識して、一歩一歩ゆっくりと進み、なんとかクリアしました。

帰りに撮った写真です。一番怖いのが最初の数メートルで、手すりがありません!

でこぼこが分かる写真です。

トラバースの次は、ジグザグ道を登ります。3,000mくらいの高度なので、すぐに息があがります。

崖を登り切ると、裏側に平坦な尾根道が現れます。ここから見るマッターホルンはまた違う形で、色も緑がかっていました。

尾根道が終わると、急登の始まりです。マッターホルンのあの角度を登らないといけません。所々、階段もつけられています。日本のとは仕様が違います。

振り返ると

岩場を越え

ガレ場を登り

やっと小屋が見えてきました。

ついに標高3,260mのヘルンリヒュッテ到着です。まさかテレビで見たヨーロッパの山小屋に自分が来れるとは。

小屋からの眺め

小屋の中にはレストランもあります。

スープで栄養補給します。塩辛くて美味しいとは思えませんでしたが、塩分補給と割り切ります。少し手がしびれる高山病の症状もあったので、味覚がおかしくなっていたのかもしれません。

食べ終わったら下山します。雲行きが怪しくなってきました。

下りは道を覚えたので、怖さはあまり感じませんでした。トラバース道は別ですけど。

 

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