6日目の記事、3本目です。
マッターホルングレッシャーパラダイス
【番外】スイス旅⑨ マッターホルングレッシャーパラダイス - Whisky Diary
マッターホルングレッシャートレイル
【番外】スイス旅⑩ マッターホルングレッシャートレイル - Whisky Diary
ヘルンリヒュッテ
ここからは、ヘルンリヒュッテを目指す本格登山です。装備、経験、体力が必要です。
まずはモールのエッジまで上がるため、崖(右手側)につけられたトラバース道を登ります。12時頃なのですが、マッターホルンの上部は雲がかかってしまいました。
登り始めてすぐ、このような道がありました。ここが一番怖かった所で、左は崖が切れ落ちており、足がすくみます。金網もへこんでいたり、広い隙間があったりで平坦ではありませんでした。左手で手すりを持ち、でも頼りすぎずにバランスを取るために添えるだけと意識して、一歩一歩ゆっくりと進み、なんとかクリアしました。
帰りに撮った写真です。一番怖いのが最初の数メートルで、手すりがありません!
でこぼこが分かる写真です。
トラバースの次は、ジグザグ道を登ります。3,000mくらいの高度なので、すぐに息があがります。
崖を登り切ると、裏側に平坦な尾根道が現れます。ここから見るマッターホルンはまた違う形で、色も緑がかっていました。
尾根道が終わると、急登の始まりです。マッターホルンのあの角度を登らないといけません。所々、階段もつけられています。日本のとは仕様が違います。
振り返ると
岩場を越え
ガレ場を登り
やっと小屋が見えてきました。
ついに標高3,260mのヘルンリヒュッテ到着です。まさかテレビで見たヨーロッパの山小屋に自分が来れるとは。
小屋からの眺め
小屋の中にはレストランもあります。
スープで栄養補給します。塩辛くて美味しいとは思えませんでしたが、塩分補給と割り切ります。少し手がしびれる高山病の症状もあったので、味覚がおかしくなっていたのかもしれません。
食べ終わったら下山します。雲行きが怪しくなってきました。
下りは道を覚えたので、怖さはあまり感じませんでした。トラバース道は別ですけど。
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