Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

碧州 / Hekishu

本日は、ブレンデッドウイスキー碧州をいただきます。
前回の碧州PEATが美味しかったので、さっそく普通の碧州を買ってきました。

 

は淡いイエロー。碧州PEATとほぼ同じ。

香りは、グレーンのセメダイン臭、ピート、若干のアルコール感。碧州PEATよりは弱いがピートは表に出てきており、同じ系統の香りである。ラベルに「アイラモルト(5年間樽熟成)」と書かれているのでピートがあるのは当たり前かもしれない。他方、テイスティングコメントに書かれているバニラは初めは感じられなかったが、時間を置くと少し出てきた。
口に含むと少し青リンゴ系のフルーティーな香りを感じ、味わいは甘味とスパイシーな刺激、そして苦みが混然一体となって感じられる。碧州PEATよりも刺激は強め。
ウイスキー:水=2:1位に加水すると、香りはかなり弱くなる。味わいは、苦味と辛味が支配的になり、甘味は引っ込んでしまった。

トワイスアップにすると、いずれの味も弱まって飲みやすくなる。麦芽の味わいが感じられ、後味はビター。加水するとピートはほとんど感じられなくなった。

ロックにすると、甘味と苦味が1:1くらいのバランス。口内で温度が上がるにつれて苦味が優勢になっていく。ピートの香りがただよい、ストレートよりも私はこの飲み方の方が好み。加水が進むと苦味はやわらぎ、麦芽の甘味が感じられるようになる。

ハイボールにすると、麦芽の旨味と炭酸の酸味が主体で、その後で苦みが追いかけてくる。

碧州PEATはとても美味しかったが、ノーマルの碧州はまあまあかな。飲み比べると、ピートの香りが味覚にとても影響を与えることがよく分かった。

 

 【評価:7.0/10.0】

ボトル詳細
日本 
地域
愛知県
蒸溜所
碧南蒸溜所
スタイル
ブレンデッド
熟成年数
NA
アルコール度数
43%
容量
700ml

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