Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

フォートウィリアム Fort William

1,000円前後で評判のよいウイスキーを攻めてみたくなりました。

今日は、ベン・ネヴィス蒸溜所が出しているフォートウィリアムをいただきます。

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色は中庸な黄金色。ベン・ネヴィスよりは少し濃い。

香りは弱く、肩透かしにあった気分。弱く鼻をつくアルコール感の奥にほのかにモルトの香り。シングルモルトベン・ネヴィスと比較してみると、こちらも香りは弱く感じる。以前のレビューではフルーティーと書いているのに・・・今日は鼻の調子が悪いのかも。

口に含むと、ほどよい甘みが感じられる。アルコールの刺激は弱く、ほどよいスパイシーさと言える。価格(税抜980円で購入)を考えると、驚くべきコストパフォーマンスの高さだと思う。ボトルの裏ラベルによると「ニッカウヰスキー社ブレンダーにより日本人の繊細な味覚にかなう、甘くやわらかでスムースな味わいに仕上げました」とのこと。

トワイスアップにすると、もとから香りが弱かったところにアルコール感が弱まったことで、逆にわずかにフルーティーな香りが感じられるようになった。青リンゴ系の香り。飲み口は刺激が完全に消えてスムースになり、甘味もほどよい塩梅になった。

ロックにすると、ビターさが主体に感じられるようになった。甘味も刺激も弱くなっているため、飲みにくくはないが特段うまいというほどでもない。しばらくして氷が溶けるのが進むと、味がほとんどしなくなった。

ハイボールにすると、甘味が旨味となって美味しくいただける。

ストレートでもいただけるが、ハイボールで気軽に美味しく飲むのに向いていると思う。

 

レビュー日:2021年5月29日

【評価:5.5/10.0】

(お値段を考えると)【評価:7.0/10.0】

 

ボトル詳細
蒸溜所
スタイル
ブレンディッド
熟成年数
NA
アルコール度数
40%
容量
700ml

ベン・ネヴィスのレビューはこちら】

ベン・ネヴィス BEN NEVIS 10years old - Whisky Diary

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