1,000円前後で評判のよいウイスキーシリーズ、第四弾はジョニーウォーカー赤ラベル（通称 ジョニ赤）です。オールドボトルはレビューしましたが、現行品はまだでした。このボトルは200周年記念ボトルですが、中身は通常品と同じだそうです。
色は黄金色と琥珀色の中間くらい。
香りは、注ぎたてはにアルコールは感じられるがしばらくすると落ち着き、ケミカルな香りと中程度のピート香。
口に含むと、滑らかに舌に流れ込み、その後スパイシーに感じる。弱めの甘味も感じられ、なかなかのバランスでうまい。
少し加水すると、香りが立ち上る。奥にかすかにフルーツがいるような。
トワイスアップにすると香りは弱まったが、洋ナシの甘い香りが感じられるようになった。飲み口はスムースになり、スパイス、甘味、苦味がそれぞれ同程度で調和し、スモーキーフレーバーに包まれた味わいとなる。
ロックにすると甘味と苦味が強くなり、ロックらしい味わい。スモーキーさも健在でガツンと来る。加水が進むとより飲みやすくなるが、味が崩れるということはない。
ハイボールにすると、酸味が強く感じられるようになった。良いところが消えてしまった気がして、これはハイボール向きではないかな。
ボトルのバックラベルには「SPICE AND SMOKE DANCING A TANGO ON YOUR TONGUE.」（スパイスとスモークが、あなたの舌の上で単語を踊ります）と記載されている。確かにそんな印象だった。小瓶で飲んで知ってたけど、これはうまい！。
レビュー日：2021年6月6日
【評価：6.5/10.0】
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