Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

オーヘントッシャン アメリカンオーク / Auchentoshan American Oak

本日は、オーヘントッシャン アメリカンオークをいただきます。オーヘントッシャンは3本目になります。

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色は綺麗な黄金色。12年とほぼ同じだがほんのわずか薄い。

香りは、3回蒸溜のローランドモルトらしくすっきりとした柑橘系で、オレンジの印象が強い。甘いハチミツとバニラ。12年はシェリー樽由来のドライフルーツの香りがあるが、こちらはそれがない分よりすっきりと感じる。

口に含むとスムースな舌当たり、控えめですっきりとした甘味、そして強くない刺激。パッケージには香りにも味にもココナッツとあるが、私はそもそもココナッツがよく分からない。

少量加水では変化は感じられない。ウイスキー:水=2:1にすると、柑橘の香りは引っ込みハチミツの甘い香りが弱めに残る。味わいはよりまろやかになり、べとつかない甘味が主体。のどに流し込むと初めてスパイシーな刺激が現れ、そして消えていく。

たぶん2:1がベストだと思うがトワイスアップにもしてみる。香りは甘味も消え、柑橘が弱弱しく残る。味わいは、柑橘の香りがついた甘いシュガーシロップの水割り。飲みやすく美味しいが、ちょっと物足りない。でもウイスキーに慣れていない人にはこれが飲みやすいだろう。

ロックにすると、香りはハチミツ、トッフィーなど甘い香りが主体になる。味わいはやはりすっきりしていて、口内で温度が上がるにつれて甘味、苦味と変化する。いずれの味わいもくどくなくすっきりしていて、美味しくいただける。

 ハイボールにすると普通に美味しい。ほのかにクリーミーな甘みがあるが、基本的にはすっきりした炭酸飲料としてあまり考えずにごくごく飲める。

オーヘントッシャンウイスキーフェスティバルで12年が美味しいと思って飲み始めたが、これも美味しかった。他にもバリエーションがあるので、そのうち飲んでみたい。

 

レビュー日:2022年2月18日

【評価:7.0/10.0】

 
ボトル詳細
地域
ローランド
蒸溜所
スタイル
熟成年数
NA
アルコール度数
40%
容量
700ml

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