Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

スペイバーン 10年 / Speyburn 10 years old

本日は、スペイバーン10年をいただきます。

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色は明るい黄金色。

香りは、レーズン、赤いリンゴ、ハチミツ、トッフィー。全体的にシェリー樽由来の甘い印象。しばらく置くとバニラと麦芽感が出てくる。樽は「American oak ex-burbon and ex-sherry casks」との記載なのでなるほど確かに、です。

口に含むと、なめらかで刺激は弱め。やさしい甘さが口内に広がる。赤いフルーツを連想する甘味で、これはかなりの美味。シェリー樽とバーボン樽の良いところだけが見事に調和している。

少量加水では香りに変化はない。ウイスキー:水=2:1に割ると、青リンゴ系の香りが出てきた。口当たりはさらにやさしくなり、やはり甘味が主体であるが苦味も顔を出してきた。

トワイスアップにすると、香りはかなり弱まってしまい、味わいも薄まってしまう。ウイスキーを飲みなれていない人にはこれがとても飲みやすいと思うが、もともとが飲みやすいのでこれはストレートでいただきたい。
ロックにするとビターさが強まり、甘さ:苦さ=1:1という感じ。私好みのいい塩梅。
ハイボールにすると、甘苦さと炭酸の刺激がマッチしてこれも美味しい。強くはないがレーズンの甘い香りもある。
どうやら、私の好みのど真ん中はスペイサイドのようです。
 

レビュー日:2022年3月5日

【評価:7.5/10.0】

 
ボトル詳細
地域
スペイサイド
蒸溜所
スペイバーン
スタイル
熟成年数
10年
アルコール度数
40%
容量
700ml