本日は、デュワーズ 12年をいただきます。
ジョニーウォーカーブラックラベル、バランタイン12年、シーバスリーガル12年など、ブレンディッドスコッチの主戦場と私が勝手に思っている価格帯ですが、デュワーズはどうでしょうか。
色は中庸な黄金色。カリビアンスムース、イリーガルスムースとほぼ同じ。色は調整しているのかな。
香りはハチミツ、モルト、アルコール感は弱め。
口に含むと、やわらかい甘みが口いっぱいに広がる。アルコール刺激はほとんど感じられない。舌の上で転がしても甘味は持続し、控えめに酸味とスパイシーさが甘味を支えて味わいを構築している。
トワイスアップにすると、弱めだがシトラスの香りが感じられるようになる。蜂蜜の香りも健在。味わいは全体的に弱まってしまい、ぼやけてしまった。これは加水せずに飲む方がよさそう。
カリビアンスムース、イリーガルスムースと飲み比べると、12年はかなりまろやか。8年と12年ではこんなにも違うのだと実感した。
ロックにすると、口に含むと最初は甘味、温度が上がるにつれてスパイシーさとビターさが出て来る。ロックもなかなか。
ハイボールにすると、青リンゴの香りが出てきた。味わいは酸味と甘みが調和して美味しく、ほのかにピートの香りも鼻に抜けていく。ハイボール推しのウイスキーだけのことはあり美味しい。
ブレンディッド12年シリーズとして、主戦場で十分戦えるレベル。ただ私の好みランキングでは、1位ジョニ黒、2位シーバスリーガル、3位バランタインが3強で、これらを上回るまでは行かないかな。
【評価：6.5/10.0】
【他のデュワーズのレビューはこちら】
デュワーズ イリーガルスムース 8年 / Dewar's Ilegal Smooth 8yo - Whisky Diary
デュワーズ カリビアンスムース 8年 / Dewar's Caribbean Smooth 8yo - Whisky Diary
