外箱は普通サイズ(700ml)ですが、中身は500mlです。内部にサイズ調整用の段ボールが仕込まれていました。
ジャパニーズウイスキーを名乗っていますが、日本洋酒酒造組合の自主基準に準拠しているかはどうでしょうか。
色は綺麗な黄金色。
香りは、桃、赤リンゴ、杏子、ミント、焼菓子、そしてアルコール。爽やかな香りと赤い果実感があり、香りは予想を大きく上回る良さ。
口に含むと、苦み、アルコールのアタック、辛味。慣れるまでしばらく我慢するが、良くなる気配はない。香りと味わいの落差が大きい。アルコール度数が45%とはいえ、ちょっと飲みにくい。
少量加水すると、先ほどまでのフルーツの香りは消え、アルコール感が目立つ。
トワイスアップにすると、香りはやはりアルコール。味わいは苦味辛味が弱まったが、薄まっただけで飲みにくいものは飲みにくい。
ここは「カティナム マドラー - Whisky Diary」の出番です。ぐるぐる回すと、苦味辛味が弱まった気がする。かといって、さすがに美味しくなるわけではない。
ロックにすると、苦味に渋みが加わる。これも飲みにくい。
ハイボールにすると、石油っぽい香りが出て来て、味わいは苦味渋みが強く感じられる。これも飲みやすいとは言えない。
この香りや味わいが、清酒酵母で発酵させた原酒の特徴なのかもしれませんが、ちょっと私の好みには合いませんでした。残念。
↓ クリックしていただけると励みになります