Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

シングルモルトあかし ポートワインカスクフィニッシュ4年

本日は、江井ヶ嶋酒造のシングルモルトあかし ポートワインカスクフィニッシュ4年 modern malt whisky market 1021をいただきます。
これはいつものリサイクルショップで見つけたものです。

色は赤みを帯びた琥珀色。

香りはあんず、熟した柿、プラムといった赤い系の果実とモルト、そしてアルコール感。カスクストレングスではないが、アルコール度数は50%。

口に含むと酸味が特徴的。スパイシーだが香りで感じたほどのアルコールアタックではない。しばらくして舌が慣れると、麦芽の甘みが感じられるようになる。

ウイスキー:水=2:1くらいに加水すると、甘みが強まり酸味と五分五分になる。

トワイスアップにすると、香りは弱まるものの熟した赤い果実がよりフルーティーに感じられる。わずかにピートもあるか。味わいはここで甘みが酸味を上回り、ようやく飲みやすくなる。

ロックにすると、甘みがより強まり苦みもほどよく効いて美味しい。口内で温度が上がると酸味が表に出てくる。こういう味が濃いウイスキーはロックがうまいなぁ。

氷が溶けて加水が進むと、舌触りが滑らかになりリラックスして飲むことができる。これも美味なるかな。

ハイボールにしても味はしっかり。最初は甘みを感じたがやはり酸味が主体。飲みながらも唾液が出てくる感じになる。

あかしポートワインカスクフィニッシュは、熟した赤い果実の香りと酸味が強い味わいのウイスキーでした。特にロックがおすすめです。

 

 【評価:7.5/10.0】

ボトル詳細

日本 
地域
蒸溜所
江井ヶ嶋酒造
スタイル
熟成年数
4年
アルコール度数
50.0%
容量
500ml