Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

竹鶴ピュアモルト(新ボトル) / Taketsuru Pure Malt (New bottle)

本日は、竹鶴ピュアモルト(新ボトル)をいただきます。いわゆる新竹鶴というやつです。今年の1月に入手報告をしていましたが、なかなか飲む順番が回ってきませんでした、満を持して今夜いただきます。

色はきれいな黄金色。

香りはさわやかで甘い。青リンゴ、柑橘、ハチミツ。余市や宮城峡と比べると、ピートはほとんど感じられない。

口に含むとフルーティーな甘さとスパイシーな刺激が同時に感じられる。刺激はすぐに収まり、シロップを感じる甘さと、ほのかに麦芽の香りを感じる。

ウイスキー:水=2:1くらいにすると、フルーティーさに加えて香水のような香りが出てきてGood。私好みの香り。味わいは甘みが増してより美味しい。ノンエイジだが味に深みがあり、熟成感が感じられる。

トワイスアップにすると、やや薄まった感があるが香りも甘みも崩れることなくまだまだ感じられる。薄まった分、オレンジのような柑橘の香りが感じやすくなっている。

ここで試しに余市と宮城峡を1:1でブレンドしてみたが、竹鶴にはなりませんでした。目指している味わいがそもそも違うと思われ、余市と宮城峡は(アイラのように強くはないですが)ピートがしっかり感じられ、重ための味わいなのに対し、竹鶴はフルーティーでやわらかな甘みが感じられます。

ロックにすると、まろやかでクリーミーな口当たり。甘みが主体で苦みがそれを支えるとても美味しい味わい。

ハイボールにすると、フルーティーさに酸味が加わり爽やかにいただける。

新竹鶴は、どの飲み方でも美味しく頂ける秀逸な一品でした。旧竹鶴を飲んだ時は、(私の経験値が低かったこともあるでしょうが)それほどとは思わなかったのですが。

とはいえ、新竹鶴はどこにも売っていない(余市や宮城峡蒸溜所にも)ので、何とか国内でも売っていただきたいですね。余市や宮城峡はかなり買えるようになってきたので、もう少しの辛抱かもしれませんが。

 

 【評価:8.0/10.0】

ボトル詳細

日本 
地域
蒸溜所
スタイル
ピュアモルト
熟成年数
NA
アルコール度数
43%
容量
700ml

 

【すすきののニッカバーでいただいた時のレビューはこちら】

竹鶴ピュアモルト(新竹鶴) - Whisky Diary

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