KAVALANミニボトルシリーズは終了しましたが、覚えているうちにカバランディスティラリーセレクト No.2をいただきます。
色は綺麗な琥珀色。No.1とほとんど同じ。
香りは、バーボン樽らしい樽香とバニラ。強めにスワリングすると、トロピカルフルーツの香りも出てくる。No.1がバーボン樽とシェリー樽原酒のバッティングなのに対し、No.2はバーボン樽だけらしいので、予想通りの香り。
口に含むとトロピカルフルーツっぽい甘み、その後アルコールの刺激、比較的短時間で舌が慣れた後はまろやかさを感じる。
少し加水すると、ドライフルーツの香りが現れる。とはいえ香りの強さは控えめで、No.1の方が香りは強い。ウイスキー:水=2:1まで加水すると、黄色いフルーツ=マンゴーの香りが支配的になる。舌触りはまろやかになり、甘味もあるがそれと同程度の苦味もある。
トワイスアップまで加水すると、ちょっと香りが崩れてきた。味わいも苦味が優勢となりちょっと残念。
ロックにすると、苦味主体の味わいとなる。これはこれで好き。加水が進んでも傾向はあまり変わらない。
ハイボールにすると、炭酸の刺激と苦味と辛味。ドライな味わい。
シェリー樽が好きな人はNo.1、苦手な人はNo.2が合うと思うが、No.2は苦味が強いのは予想外でした。少量加水~1/2加水くらいがおすすめです。
レビュー日:2022年2月5日
【評価:6.8/10.0】
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