The First Batchは抽選で当選して入手しましたが、これは量販店で購入することができました。
パッケージデザインは、The First Batchが琵琶湖のブルー基調だったの対し、トンネル熟成庫のレンガ色ですね。青色はミズナラ樽メイン、赤色はシェリー樽メインを暗示しているのでしょうか。
ボトルラベル側面には、蒸溜2019.03~2019.12、瓶詰め2023.03とありますので、熟成期間は4年~3年3カ月ですね。樽はSherry, Koval, Islay Quarter, Burbon Quartarの4種です。
The First Batchと同様に、リーフレットが入っていました。
色は赤味を帯びた琥珀色。
香りは、柿、オレンジ、カラメル、アルコール感。シェリー樽感はそんなに強くない。
口に含むと、中程度の甘味と黄色い和の果実を思わせる酸味。その後スパイシー。次のモルトの旨味が広がり、アフターはまた和の果実。一口飲んだ後で香りをあらためて嗅ぐと、スモーキーな香りが感じられるようになる。
ウイスキー:水=2:1位まで加水すると、香り立ちはあまり変わらないものの、柿、杏子、蜜柑の落ち着いた香りが漂う。口当たりは滑らかになり、程よい甘さでとても飲みやすい。しばらく口内におくと、スパイシーに変化する。
トワイスアップにしても、2:1加水と大きく変わりはない。若干、甘味が支配的にはなる。
ロックにすると、甘味と苦味もあるのだが、柿や杏子といった和の果実を感じさせる酸味が特徴的。
ハイボールにすると、シェリー樽のえぐみが感じられてちょっと飲みにくい。The First Batchもそうだったが、ハイボールはもったいない飲み方だな。
【評価:7.5/10.0】