Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ロバートバーンズ シングルモルト / Robert Burns Single Malt

本日は、ロバートバーンズシングルモルトをいただきます。

こちらはアラン蒸溜所の製品。ロバートバーンズ氏はあの「蛍の光」を作詞したスコットランドの詩人だそうで、「ロバートバーンズ・ワールド・フェデレーション」のパトロンであるアラン蒸溜所は、ロバート バーンズのサインと肖像を使う事を唯一許されているそうです。

色は中庸な琥珀色。

香りは樽香、モルト、バニラ、かすかにピートもあるか。総じて茶色っぽいものを連想する香り。強く嗅ぐと、フルーツと弱めのアルコールも感じられる。

口に含むと、第一印象は酸味、次にスパイシー。味わいは甘味のないモルト。甘くないためか舌触りはさらりとした印象。

少量加水すると、甘い香りが立ち上ってきた。味わいには大きな変化はなし。

トワイスアップにしても、香りは健在。甘いハチミツの香り。味わいも少し甘味が感じられるようになり、その後酸味と辛味が追いかけてくる。これは少し加水した方が美味しい。

ロックにすると、酸味は消えて第一印象は甘味、すぐに苦味が追いかけてきて、甘苦い美味しい味わい。味わいはモルト感たっぷりで、こいつはロックで美味しい奴だった。
時間が経って加水が進むと味が薄まってしまい物足りなくなる。早めに飲んであげるべし。
ハイボールにすると、香りは弱めながらフルーティー。味わいはシェリー樽系のレーズンの甘味。公式サイトには「バーボン樽をメインに使用したスムース、モルティ、スイートな味わいで、シェリー樽熟成を少量加えることで、美味しいスパイスのひねり、芳醇さ、奥深さを与えています。」とのことだが、ここまでまったく見えなかったシェリー樽の味わいがハイボールで初めて表に出てきた。こいつは面白い。
最近評価がうなぎのぼりのアラン蒸溜所。蒸溜所の名を冠したアラン以外にも美味しいボトルをリリースしていました。これはおすすめです。
 
【評価:8.0/10.0】
 

ボトル詳細

地域
蒸溜所
アラン
スタイル
熟成年数
NA
アルコール度数
43%
容量
700ml

 

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