HHAE（はえ）/ HHAE - Whisky Diary

本日は、津貫蒸留所訪問の際に鹿児島で購入したHHAEをいただきます。こちらは本坊酒造が鹿児島限定で発売しているブレンデッドウイスキー（ジャパニーズではない）です。

原料原産地名は、「英国製造、米国製造、カナダ製造、国内製造（グレーンウイスキー）とあり、海外原酒およびグレーンウイスキーが主体と思われます。

www.hombo.co.jp

色は綺麗な琥珀色。津貫とほぼ同じ。

香りは、もっさりとした麦芽、強く吸い込むとアルコールの刺激、そっと吸い込むとうっすらと青りんご、カラメル、柿。1,000円台で評判の良いウイスキーシリーズに通じる香りが感じられる。

口に含むと思っていたほどアルコール刺激はなく、まずは程よい甘みそして苦みが柔らかく感じられる。口内でしばらく転がすと、スパイシーさが顔を出す。やさしく飲みやすい。裏ラベルによると「南から吹く風をイメージして、マルス津貫蒸留所ブレンダーがアレンジした、南国らしい、ややピーティな香味が楽しめるライトテイストなウイスキー」とのことだが、私にはピートはあまり感じられない。

ウイスキー：水＝２：１位に加水すると、香りをかいだ時のアルコール刺激はなくなった。味わいは甘みが強くなり、後半に苦みとスパイシーさが味を下支えする。

トワイスアップにすると、薄まりすぎてしまった。味わいは苦みだけが残ってしまった。

ロックにすると、苦みが主体で甘みが少々、後味はスパイシーで美味しい。氷が溶けて加水が進むと、苦みがまろやかになるとともに、ここではじめてピーティさを感じられるようになった。

ハイボールにすると、酸味と苦みがメインとなる。ほんの少しスモーキーさも感じられ、気軽に飲める味わい。

HHAEは買うかどうか決めるため、鹿児島のバーで飲んでみて美味しかったので買って来ました。これまで１万円クラスのジャパニーズシングルモルトのレビューが続きましたが、HHAEは何と税込み2,750円。海外原酒のブレンデッドとはいえ、コスパはとても良いと思います。

飲んだバーはこちら。

鹿児島中央郵便局前店 – お酒の美術館

osakeno-museum.com

【評価：7.0/10.0】

ボトル詳細