Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

津貫蒸溜所訪問

本坊酒造の津貫蒸溜所を訪問してきました。アクセスについては前の記事をご覧ください。
蒸溜所概観。高い塔(旧蒸留塔)がシンボルです。

受付後、社員の方が見学順路を説明してくださり、その後は自由見学となります。順路は次の通りです。
  1. 旧蒸留塔
  2. ウイスキー蒸溜棟
  3. 石蔵樽貯蔵庫
  4. 本坊家旧邸「寶常」

旧蒸留塔

現在は製造には使用されていません。中には巨大な連続式蒸留器が遺構として残されており、昔使われていた小さなポットスチルや、説明パネルなどが展示されています。

ウイスキー蒸溜棟

ここで、実際のウイスキー製造がおこなわれています。

扉を開けて入ったところ。正面に蒸留器があります。手前にあるのは小型の蒸留器でジンの製造用。奥にあるのがウイスキー用のポットスチルです。

2階に上がると、左右の窓から製造工程が見学できます。左側に糖化槽、発酵槽、右側に蒸留器があります。奥の戸棚には、本坊酒造ウイスキーボトルが並んでいて、真ん中のTVで製造工程の説明ビデオが流れています。

ポットスチルは2基。右が初溜釜、左が再溜釜。窓からもろみがぶくぶく沸騰しているのが見えました。

津貫や駒ヶ岳のボトルは山並みがデザインされているのですが、どれがどの山かは私はわかっていませんでした。この説明パネルでそれが明らかになりました。

石蔵樽貯蔵庫

ウイスキーを樽熟成させている貯蔵庫です。樽にはナンバーがふられており、No.T1(津貫原酒の1番目の樽)もありました。

本坊家旧邸「寶常」

とても立派なお屋敷にお邪魔します。試飲およびお土産購入はこちらです。

正面玄関を入ったところ。

お酒が気になりますが、まずはお庭を散策させていただきました。

 試飲できるスペースもお屋敷の雰囲気たっぷり。

 バーカウンター。左の部屋がお土産販売コーナー。

残り時間が30分を切っていたので、有料試飲させていただいたのは2種類。

知らなかったのですが、津貫は毎年周年ボトルを出してきたとのことで、今回は6周年ボトルをいただくことができました。

またシングルカスクT339はオリが多く濁っており(ノンチルフィルタードゆえに)、個性的な味わいでした。

今回お土産に購入させていただいたのは、シングルモルト津貫2022エディションです。2022と2023が販売されており2023は入手済み(シングルモルト津貫 2023 Edition / Single Malt Tsunuki 2023 Edition - Whisky Diary)で2022は買えていなかったのでこちらを購入させていただきました。

バスの時間が迫っていたため、せっかくの寶常の雰囲気をゆっくり味わうことはできませんでしたが、何とか目的は達成できました。

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シングルモルト津貫の過去のレビューはこちら】

シングルモルト津貫 ザ・ファースト / Single Malt Tsunuki The First - Whisky Diary

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シングルモルト津貫 ピーテッド / Single Malt Tsunuki Peated - Whisky Diary

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シングルモルト津貫 Minami-satsuma Art Collection #01 / Single Malt Tsunuki - Whisky Diary

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シングルモルト津貫 2023 Edition / Single Malt Tsunuki 2023 Edition - Whisky Diary

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