Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

ワイルドターキー8年 Wild Turkey 8 Year Old

レビュー日:2020年11月21日(一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

久しぶりにまたバーボン、ワイルドターキー8年1L(ドンキで購入)を飲んで見ます。

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色はやや濃い琥珀色。

香りはコーン由来のバーボン、グレーンらしい香りが立ち上る。手持ちのI.W.HARPER GOLD MEDALと比べると、こちらの方が豊かな香り。

口に含むと苦味とアルコールの刺激が口一杯に広がる。そうだ、これはアルコール度数が50.5%あるんだった。なお苦味を強く感じるのは、体調のせいかもしれない。

少し加水すると、香りはよりふくよかになる。味わいに大きな変化はない。

トワイスアップにすると、香りに少し柑橘系とバニラを感じるようになった。口当たりはスムースになり、苦味はおさまりほのかに甘味が感じられ、とても飲みやすくなった。

ロックにすると、苦味が増し増し。うーむ、大人の酒だなぁ。

最後にハイボールにすると、ちょっと濃いめになったせいもあるが、味がしっかりしていて飲みごたえがある。

総合的に判断して、ワイルドターキー8年はハードボイルドな大人の酒だと感じた。飲み方は、トワイスアップが一番かな。

 

 【評価:5.5/10.0】

 

ボトル詳細

地域
蒸溜所
ワイルドターキー
スタイル
バーボン
熟成年数
8年
アルコール度数
50.5%
容量
1,000ml

 

I.W.ハーパー ゴールドメダル I.W. Harper Gold Medal

レビュー日:2020年7月26日(一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

超久しぶりにバーボン購入。昔はスコッチよりもバーボンの方が好きだったのだが、ちょっと舌が肥えた今は果たしてどう感じられるか。

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色は綺麗な琥珀色。

香りは甘いバニラ。グレーンウイスキーとは異なり、新樽ならではの特徴的な香りと思われる。私の好きな香り。

口に含むと舌ざわりはとてもスムース。甘味の奥にほのかにフルーツを感じる。 高級スコッチに比べるとやや複雑味はないが、同価格帯のものには優るとも劣らない。

少し加水すると甘い香りがややおさまり、代わりに青リンゴのようなフルーティーさが華やかになった。味わいは甘味と苦味が拮抗するようになり、緊張感が感じられる。

トワイスアップにすると香りはおとなしくなる。悪い感じはない。味わいはとてもソフトで後味に甘味が感じられる。

続いてロックもいってみる。 ストレートと同じ私好みの甘い樽香。 一口目は冷たい飲み口の後、口の中で温度が上がるにつれて甘い香りが広がるのを感じられる。その後は氷が溶けるにつれソフトに変化する味を楽しめる。 気軽に常飲するにはもってこいですな。

 

 【評価:7.0/10.0】

 

ボトル詳細

地域
蒸溜所
I.W.ハーパー
スタイル
バーボン
熟成年数
アルコール度数
40%
容量
700ml

 

アマハガン エディション山桜 AMAHAGAN World Malt Yamazakura Wood Finish

 桜が咲き誇る季節になりました。桜にちなんで、AMAHAGAN Edition 山桜を購入しました。箱の天面にAMAHAGANと書いているものと書いていないものの2種類があって、書いているものの方が新しそうだったでこちらを購入しました。

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色はきれいな黄金色でやや薄め。

香りはまずはアルコール。丁寧に嗅ぐと青リンゴもあるか。グラスに注ぐのに使ったメジャーカップを嗅ぐと甘い香りがする。桜餅だ。ネットのレビューでよく桜餅との表現があったが確かにそんな感じがする。

口に含むと酸味と刺激。しばらく我慢すると甘味も少しある気もするが、単に舌がしびれただけかも。

少し加水し強めにスワリングして、しばし待つ。香りは少し出てきたもののやはり弱い。飲み口もまだスパイシーさが先に立つ。

トワイスアップにすると刺激は弱まり、かなり飲みやすくはなる。甘味は感じるもののやはり香りは弱い。

ロックにすると、甘味が強くなり旨くなった。不思議なことに香りも高まり、ミントのようなさわやかな香りも感じられる。

ハイボールにすると、この酒のスパイシーさと炭酸の刺激が相乗効果で攻めてきて、その後ほのかな甘みが追いかけてくる。

ストレートよりもロックが美味しいのは、AMAHAGAN No.3 ミズナラウッドフィニッシュと同じ印象。ベースはどちらもAMAHAGAN No.1で違いは後熟に使う樽(ミズナラと山桜)なので、ベーススピリッツの特徴を感じているのだろうか。

 

レビュー日:2021年4月3日

 【評価:5.5/10.0】

 

ボトル詳細

日本 
地域
蒸溜所
長濱蒸溜所
スタイル
ブレンディッドモルト
熟成年数
アルコール度数
47%
容量
700ml

 

 
【他のアマハガンのレビュー記事】

アマハガン エディション3 ミズナラウッドフィニッシュ AMAHAGAN World Malt Edition No.3 Mizunara Wood Finish

レビュー日:2020年9月5日(一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 
シーバスリーガルミズナラに続き、ミズナラつながりでAMAHAGAN Edition No.3をいただきます。 WWA2020で「ベストジャパニーズブレンデッドモルト」に選出された一本で、AMAHAGANがジャパニーズ?と思ってしまうものの出来はいいのだろうと期待して購入した。

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色は淡い黄金色。

香りはまずはアルコールっぽさが鼻につく。丁寧に嗅ぐとその奥に白い花、微かなフルーツ。時間をおくと蜂蜜。

口に含むとスパイシーだが、ノンエイジと思って覚悟していたほどのアルコール刺激ではない。

味わいは苦味、酸味。私が好きな甘味は感じられない。

少し加水すると、スパイシーさはやわらぐが、やはり苦味を強く感じる。

トワイスアップにしても特段変わらない。

ロックにすると飲みやすく、不思議なことに苦味はおさまり、甘味が感じやすくなった。

とはいえこの価格を出すなら、スコッチでもっと良いものがあると思ってしまう。まぁWWA受賞記念のご祝儀かな。

 

 【評価:5.5/10.0】

 

ボトル詳細

日本 
地域
蒸溜所
長濱蒸溜所
スタイル
ブレンディッドモルト
熟成年数
アルコール度数
47%
容量
700ml

 

 
【他のアマハガンのレビュー記事】

イチローズモルト&グレーン Ichiro’s Malt&Grain

レビュー日:2020年3月15日(一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

かの有名なイチローモルトをいただきます。

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色は薄め。しかし香りはしっかりとした樽香をまず感じる。

口に含むとノンエイジ故かアルコール刺激はそれなりにあり、それを過ぎるとやっぱり樽とそれに由来するバニラ。甘味もたっぷり。

加水すると少しフルーティーな香りが顔を出すが、何の香りかは分からない。

トワイスアップでは、アルコールの刺激は消えて飲みやすくなる。樽の甘味を楽しみながら、ぐいぐいいってしまいそう。

ロックにすると、香りが立たなくなってしまった。これはもうやめておこう。

ハイボールは香りが立ち、甘い味わいもしっかりあってとても美味しかった。

 

これまで飲んだもので似ているものが見つからないユニークな味わい。開封後の変化もこれから楽しみ。

 

【評価:6.5/10.0】

 

ボトル詳細

日本 
地域
埼玉県
蒸溜所
秩父蒸溜所
スタイル
ブレンディッド
熟成年数
アルコール度数
46%
容量
700ml

 

グレンファークラス12年 Glenfarclas 12 Year Old

レビュー日:2020年7月12日 (一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

シェリー系という事で有名なグレンファークラス、これまであまり飲む機会がなかったのだが、信濃屋で6月はセール価格だったので購入してみた。

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色は琥珀色。 香りは(私はちょっと苦手な)シェリー樽系の香り。いわゆるレーズンかな。誰かは乳酸菌っぽいとも言っていた。
口に含むとアルコールの刺激はほとんどなく、先ほどの香りが口一杯に濃厚に広がる。しばらく味わった後に喉に流し込むとどっしりした重みが。ラベルを見ると43%だった。
トワイスアップにすると香りはますます立ち上る。飲み口はソフトになり、若干の甘味を楽しめる。 マッカランと並ぶシェリー系の代表選手とのことだが、確かに香りや味わいは似ている。飲み比べるとマッカランの方が甘味が強かったが。 テイスティングノートを書いている間放置していたら、香りがとてもフルーティーに変化した。青リンゴの香りが立ち上り、先日飲んだジョニーウォーカースペイサイドオリジンのような感じ。開封後しばらく放置するとまた変わるかも。
ハイボールにすると、これまでそれほど感じなかった甘味が際立って表に出てくる。濃いめに作ったせいもあるだろうがこれはまた別物。いいねぇ。
 
【評価:6.0/10.0】
 
ボトル詳細
地域
スペイサイド
蒸溜所
スタイル
熟成年数
12年
アルコール度数
43%
容量
700ml

マッカラン12年 ダブルカスク The Macallan 12 Year Old Double Cask

レビュー日:2020年5月23日 (一定期間経過後、投稿日をレビュー日に変更します)

 

スコッチのロールスロイスマッカランをいただきます。バーで飲んだことはあるが、その時はあまりよくわからなかった。マッカランはお高めでなかなか手が出なかったのだが、ハーフボトルを見つけたので買ってみた。

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色は濃いめの琥珀色。

香りはシェリー樽由来のレーズンとよく言われるが、なるほどこれがそうなのか。個人的に好きなタイプとはちょっと違うタイプ。

口に含むとアルコールの刺激とは少し違うスパイシーな感じ。

トワイスアップにすると味がぼやけてしまい、苦味が感じられる。どうも私はシェリー樽が合わないのかもしれない。 今日はちょっと鼻の調子が悪いので、また改めて飲んでみよう。

開封後1週間後追記

特徴的な香り、何だろう?梅かなぁ。 口に含むとやはりスパイシー。その後でほのかに甘味も感じる。 試しにブラックニッカエクストラシェリーと比較してみたが、共通点はあまりない。

結論として、自分はシェリー樽が苦手なのだろう。

 

【評価:5.0/10.0】
 
ボトル詳細
地域
スペイサイド
蒸溜所
スタイル
熟成年数
12年
アルコール度数
43%
容量
700ml