Whisky Diary

セキュリティエンジニアのウイスキー研究日誌

シングルモルト津貫 Minami-satsuma Art Collection #02 / Single Malt Tsunuki

本日は、シングルモルト津貫 Minami-satsuma Art Collection #02をいただきます。
昨年に引き続き、鹿児島県南さつま市ふるさと納税の返礼品として入手しました。
☟ボトルが見える窓が開いた箱です。

☟箱の背面には説明文が書かれています。

2本並べてみました。

Minami-satsuma Art Collection #01は「シェリー樽熟成のモルト原酒を主体にヴァッティングした」とのことでしたが、この#02は「チョコレートモルトを使用した原酒を主体」とのことで個性は違うものと思われます。ラベルの絵画「遮断機のある風景」をイメージして仕上げられたとのことです。
チョコレートモルトって何?と思ってググったら、焦げる寸前まで焙煎したモルトとのころで、これで作ったビールはビターチョコのような苦みや甘味が感じられるとのこと。
は綺麗な琥珀色。
香りは、香ばしいモルト、フルーティな青リンゴ、少し時間を置くとバニラ。バーボン樽がメインかな。チョコレートは感じられない。
口に含むと最初に甘味が舌の上に広がる。そして若干の酸味とすこしざらざらした舌触り。甘いと油断していたら、遅れてスパイシーな刺激がやってくる。アルコール度数は53%で#01の52%よりほんのちょっと高い。
ウイスキー:水=2:1位に加水しても、香りの傾向は変わらないが、全体的にふくよかになった。味わいはより甘く、続いてよりビターになる。これは美味しい。#01と同じく、この加水割合がベストバランスと思われる。

トワイスアップにすると、舌触りが滑らかになる。甘み、苦味、辛みはやや弱まるが、それでも十分に感じられる。この飲み方もありだと思う。

ロックにすると、チョコレートの香りが出てきた気がする。味わいは甘差が控えめとなり初めはあっさりしていたが、口内で温度が上がると苦味と辛みがアタックしてくる。

ハイボールにすると、まろやかな甘みとほのかな酸味。心地よいモルトの香りが鼻に抜けていく。これも美味しい。

昨年、蒸溜所を訪問させていただいた津貫蒸留所の限定品ですが、とても美味しく頂きました。これからも応援させていただきたいと思います。

 

 【評価:8.0/10.0】

ボトル詳細
日本 
地域
鹿児島県
蒸溜所
スタイル
熟成年数
NA
アルコール度数
53%
容量
700ml

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シングルモルト津貫 Minami-satsuma Art Collection #01のレビューはこちら】

シングルモルト津貫 Minami-satsuma Art Collection #01 / Single Malt Tsunuki - Whisky Diary

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【通常のシングルモルト津貫のレビューはこちら】

シングルモルト津貫 ザ・ファースト / Single Malt Tsunuki The First - Whisky Diary

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シングルモルト津貫 ピーテッド / Single Malt Tsunuki Peated - Whisky Diary

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シングルモルト津貫 2022 Edition / Single Malt Tsunuki 2022 Edition - Whisky Diary

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シングルモルト津貫 2023 Edition / Single Malt Tsunuki 2023 Edition - Whisky Diary

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【津貫蒸溜所を訪問した記事もご覧ください】

津貫蒸溜所訪問 - Whisky Diary

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