ボトルデザインですが、最初のINAZUMAは三郎丸蒸溜所がある富山県のシンボル「ヒヨドリ」でしたが、このNo.2は江井ヶ嶋蒸溜所がある兵庫県の鳥であるコウノトリが描かれています。またびわ湖の切り抜きの奥には、江井ヶ嶋蒸溜所が描かれています。
色は薄いレモンイエロー。初代INAZUMAとほぼ同じ。
香りは甘いハチミツ、青リンゴ、バニラ。ピートはなさそう。初代INAZUMAと共通点が多いが、違いとしては初代は若草の香りがあり、またアルコール感が少し強い。
口に含むと、酸味、苦味、甘味が同時に押し寄せてくる。またモルト感が強い。刺激は弱め。二口目では酸味が支配的に感じられる。初代は甘味の方が勝っていた。
トワイスアップにすると、バニラの香りが支配的になった。あとせっけん?のような香りも出てきた。味わいはとてもスムースで飲みやすい。酸味や苦みは消えて、やさしい甘みだけが残っている。
ロックにすると、香りはハチミツ。味わいは甘味と苦味が半々。口内でしばらく転がすと苦味が徐々に支配的になる。この飲み方は美味しい。
基本的には初代INAZUMAと共通点が多いと感じた。それでも、三郎丸と江井ヶ嶋(あかし)の違いが細かいところに現れているのだと思う。ボトルで買うことができたので、じっくり飲み比べていきたい。
レビュー日:2021年12月12日
【評価:7.0/10.0】
ボトル詳細
国 |
日本
|
地域 | |
蒸溜所 |
長濱蒸溜所
|
スタイル |
ブレンディッドモルト
|
熟成年数 |
ー
|
アルコール度数 |
47.0%
|
容量 |
700ml
|
【初代INAZUMAのレビューはこちら】
【蒸溜所見学記事はこちら】
【過去のAMAHAGANレビュー記事はこちら】
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